2021年8月7日土曜日

atama+の短期目標、課題設定を細やかに。


竹下数塾の生徒さん、保護者さま

写真は8/6金、小中学生中心のST時間帯(16:00-18:30)の様子です。彼らの1/3は atama+を2巡3巡し終了。それぞれの目標にそった教材で巡回学習しています。

atama+を活かそう。短期目標課題設定、週1回から週2回へ。

atama+の 定額使い放題、自宅でも学習可能 の2つの利点が活かすために、夏休みから短期目標の課題設定を週2回、半週ぶんずつ行っています。

目標は「完成単元数の増加」です。〆切を1回増やして、学習のペースを日々偏らせないことで、1週間あたりの学習量を増やせないか試しています。

保護者さまに「課題設定、完成報告の連絡」をお願いしています

お子さんの課題完成は、報告をいただいてから竹下は点検します。保護者さまのご協力をお願いします。

「学力の経済学」

「勉強を見ている」または「勉強する時間を決めて守らせている」という、親が自分の時間をなんらかの形で犠牲にせざるを得ないような手間暇のかかるかかわりというのはかなり効果が高いことも明らかになりました。」

とあります。このひと手間で交わす語らいで、保護者さまの応援する気持ちをお子さんに伝えてください。

日曜と木曜はお休みですので基本的に設定はしません。次の日の設定になることもあります。

全日程フリーは毎日設定。

全日程フリーの皆さんは、私が親御さん代わりに声をかけます。ご安心ください。笑

入室したらまずatama+に取り組むことを推奨、毎日一定量を完成しています。

ある高校生は、物化英の3教科を1単元ずつ3単元1セットで進めてきました。今は1日に2セット=6単元ずつ進むのが普通です。

ある高校生は、8月でatama+を終了させようと、未履修単元をすべて短期目標に設定し1日数時間1教科に費やしています。

「化学が大幅に成績アップしました!」と高3が知らせてくれました。一人一人勉強の仕方は違います。それを認めながら、調整し、支え、やり抜かせる。そんな習慣があとに続く勉強に活きてくると考えます。

学習の目的は「マスター」

atama+では、間違えず問題を解いて「合格」です。でも私はその先にある「マスター」を目指させたい。マスターは、そのレベルならいつでも間違いなく正答する状態。1+1=2なら小学生もマスターしていますね。

マスターには反復がかかせません。atama+で章全体を合格したらリセットして再履修させます。2巡めは当然進度が早い。

「3巡4巡すれば誰だってマスターできるよ」と遠い先に目標を置く。反復するのは当たり前。失敗から学ぶ。そんな生徒が、竹下数塾には身近で頑張っています。

2021年8月2日月曜日

中3ダッシュ! | 超効率スタート!

中3保護者さまへ。

「第1志望高を母校にする。」

高校入試用「超効率問題集」の採用は今年で4年目。この問題集で勉強して

  • 長崎東高 1名
  • 長崎西高 3名
  • 北陽台高 1名
  • 諫早高 2名
  • 西稜高 3名
  • 大村高 1名
  • 長崎日大高 1名
  • 私立高特待合格授業料全額無料合格 3名
に合格、進学しました。


「でる順」なので2次方程式が1次方程式よりも先に配列されています。中学3年間の数学を先取り学習して、この問題集に進むと「超効率」的に学べます。

次の画像は雲仙市立中3男子の「超効率」数学の進度表です。2週間でここまで進みました。atama+で、中学3年間と高校入試の数学・英語を2巡合格しています。だからビュンビュン早い。

巡回学習は1巡が大事。

参考書や問題集は1巡めに時間がかかります。 【学習法】「7回読み」巡回学習法を読んで1巡めの進め方を理解してください。
「負荷をを低くして学習する」 。これが当塾が指導する巡回学習1巡めのポイントです。

昨年は英数国社理5冊を1ヶ月で1巡。

驚異的でしょ!?(笑)
atama+で英数を反復して鍛えていたので、巡回学習に勢いがつきました。今年は4月からatama+が定額使い放題のため、学習が加速しています。先に紹介した雲仙市立中3男子のスピードも当然なのです。

「解く順」を設定!

今年の中3にはまだatama+で学習中の皆さんがいます。超効率問題集は「でる順」配列なので、まだ習っていない単元が先に出題されることがあります。

英数は、下の画像のように解き進める順番の番号を振ってまだatama+が途中の人も学習しやすいようにしました。

自己最高得点を目指せ!

10月中旬に県下一斉の模試があります。おととしは数学で県下一位、昨年は英語で県下一位が塾から出ました。 今年も「1人1人が自己最高得点」を目指します。「頑張ろう!」


2021年7月14日水曜日

数Ⅲ 区分求積法の考え方の基本+例123

数Ⅲ 区分求積法の考え方。

動画のように説明できるようになって欲しい。

数Ⅲ 区分求積法 例1入門

L3-247-1

数Ⅲ 区分求積法 例3 応用 

対数の極限をとる L3-248

2021年7月13日火曜日

夏休み日程確定版

夏休み日程 確定版
保護者さま、 画像をクリック、拡大してご覧ください。お子さまには印刷してお渡しします。(2021.7.12)

2021年7月12日月曜日

7.26月から月STCを追加し、週5日体制に。

例年より2ヶ月早い週5日体制突入です。

  • 実施期間:
    • 月C:7.26月から2月末まで
    • 月ST:7.26月から12月末まで(予定)
    • 目的:受験生支援、密の緩和のため。
  • 時間割:7.26月〜8月末、下表【夏休み、拡張マッスル時間帯】でご確認ください。
【夏冬休み、全員マッスル時間帯】
時間帯入室可指導学習時間(最長)



ST16:0016:00-18:302時間30分
C18:3019:00-22:30 4時間
QR14:3014:30-16:502時間20分
QRST14:3014:30-18:304時間
C18:3019:00-22:30 4時間

  • 全員マッスルの目的は長期休暇中の課題を効率的に仕上げるため!
    • 通塾日の学習時間を最長60分拡張します。
    • 無料、お申し込みなしで
    • 全員利用できます。
  • 月曜ST・C追加によって
    • 月曜ST・Cへの学習日変更、欠席代替が可能。
    • ST時間帯で、ST4 週4回、ST5 週5回の通塾が可能。
    • 全日程オールフリー学習者は、平日6時間半、土曜8時間の学習を6週間の学習を夏休み6週間続けます。

参考:2学期の時程

通常日|時間帯・指導日
【通常日時間帯】
時間帯入室可指導学習時間(最長)
※月


ST16:5017:00-18:502時間
C19:0019:30-22:30 3時間30分
QR14:5015:00-16:502時間
QRST14:5015:00-18:504時間
STC16:5017:00-22:305時間30分
C19:0019:30-22:303時間30分

2021年7月6日火曜日

県立中の検査問題。ただいま、添削中!

県立中の検査問題 10年分20回のテスト

適性検査60分と作文問題40分があります。受検予定の小6の一部は6月末から10年分の過去問を20回に分けてテスト。週3、4回ずつ取り組むので、5週間から8週間かかる取組みです。

引き出すために、問いかける。

小6や高3の作文や小論文に赤ペン入れる際は、私の価値観を押し付けたりしていないか、気をつけています。最近、いいこと思いつきました。問いかけるのです。結局、教えるのではなく、引き出さないといけないのです。

取組み方

適性検査はテスト直後に

  • 自己採点→間違いを解き直し。
  • その後竹下が答案をチェックし、
  • あいまいな点は質問し説明させます。
  • 質問も説明も解き直しメモで行い、
  • 説明させることで理解を深め、
  • 説明する力をつけます。

作文は指示、添削、感想を整理し、採点しません。得点つけて評価に一喜一憂するより、竹下とのやりとりを通して、自分を振り返ってほしいし、楽しんでくれたらな、と思います。まずは、私自身が楽しまないと!ですよね!!!

「最強の習慣」

個別指導ですので、問題演習が進んだ小6から過去問演習に入ります。開始のタイミングは進み方で決定します。

合格するために勉強しています。学習の目的はその能力をつけることです。仮に8割得点で合格とします。7割かもしれません。8割だとじゅうぶんですよね(たぶん)。例えば現在の得点率が5割としてあと3割、「この問題はできていたのに!!!」とか「算数分野がまだまだ得点できそうだなぁ」とか、目的達成のために、課題は何か自分で考え取組む。私はそんな「最強の習慣」を育むことを意図しています。

火ST時間帯追加(2021.7.6〜)
  • 曜日:火水金ST
  • 時間:
    通常 16:50入室可 17:00-18:50(約2時間)
    夏休み16:00入室可 16:00-18:30(2時間半)
  • 子どもたちの勉強の様子、指導料はこちらをクリック。
  • ※週3、4回のための土QRは充足のため現在募集していません。

2021年7月2日金曜日

atama+|効率的に勉強したい小中高生へ。火水金ST(16:50入室 17:00-18:50)に拡張します。

勉強効率が上がります。

7月より火曜日ST(16:50入室 17:00-18:50)を追加します。

目標を見失わないように、学習スピードを落とさないように、子どもたちの状態を把握します。教材を完成し習得できるように、子どもたちを支えます。

対象は、自分のペースで効率的に勉強したい小中高生です。

  • ST時間帯:
    • 通常:火水金16:50入室可、17:00-18:50 最長120分
    • 夏休み期間(7.21-8.31):火水金16:00入室可、16:00-18:30 最長150分
    • 西陵高校まで徒歩4分。西陵生もしっかり学んでスクールバスで帰宅できる時間帯です。西陵高校スクールバス時刻表
  • 指導料:
    • ST1: 7,000円 火水金STから 週1回
    • ST2:14,000円 火水金STから 週2回
    • ST3:20,000円 火水金ST土QR から週3回
    • ST4:26,000円 火水金ST土QR 週4回
    • 座席数の都合で、土QRが選べない場合があります。
  • 教材は相談して決定:
    • 問題集などの教材費は実費負担です。
    • atama+利用の場合、月ごとに費用がかかります。

個別に基礎から応用へ。学力にあった教材を、巡回学習しマスターする。

指導例|真津山小6女子が、小5.4月から小6.6月までに取り組んだ学習の一部。
  • さまざまな教科書準拠問題集で算数の練習をしました。すべて最低2巡しています。まずYouTubeの授業動画で学んでテスト(2巡)、次に、下記の問題集で小学校の授業レベルを総点検。小5、小6と教材が変わっています。小5のピッタリトレーニングがスムーズに進んだのでレベルを上げて、小6はこれでわかるに変更しました。問題集は個人の取り組みを診て個別に決定しています。
  • atama+456年算数、中学入試算数 それぞれ合格を2巡。入試算数がんばりました!!(2021.3-6)
  • ほんとにわかる中1英語中2英語(新興出版社)で文法を学び、1冊まるごと和文から英文に直す練習をしました。

    中1英語は2巡、中2英語は3巡半して、英検4級受検。
  • 英検4級過去問題集6回分を9割以上得点できるまで反復し、見事合格!

    英検4級は過去問12回分を巡回練習。
  • 適性検査対策問題集 総合編(東京学参) 2巡
  • 適性検査対策問題集 数と図形編(東京学参) 2巡
  •  
  • 公立中高一貫校 合格をつかむ作文トレーニング(創元社)  1巡
後記

塾生の保護者さま
直前の連絡で申し訳ありません。
7月から火曜STを追加します。ST時間帯は火水金となります。

真津山小6女子がこの1年間の取組みを振り返り、ホントによくがんばったね、と思いました。

1冊をマスターした達成感は、「自信」を確実に育みます。「自信」とは間違いなくうまくやることができる自己評価。自信を積み重ねて、さらに大きなことを達成し、自信を深めていくのですね。

受験は、他人との競争ではありません。志望校が期待する能力であるかどうかです。偏差値や合格可能性に惑わされず、受験日まで、ひたすら自分を磨いてください。

【高2から始める受験勉強】

 「志望大の過去問を解く。反復する」から始める

高2も、夏休みに入るころは数ⅡBもほとんど習い、共通テストや国立大2次試験も、解説が読めるようになります。

  • ハイスコア!共通テスト攻略数学I・A、Ⅱ・B(Z会 新装版7月発刊予定)
  • 2022年共通テスト過去問研究I・A/Ⅱ・B 980円+税 教学社

を用いて、受験勉強を始める時期です。共通テスト過去問研究I・A/Ⅱ・Bには、32回分の過去問などを収載します。熊本大、広島大レベルを目指す人たちは、他教科も含めてこのシリーズを分冊して取り組むことが多いです。

2017年、当時高2の青雲高Yさんは、さらに

  • 理系数学入試の核心(Z会) 2巡完成
  • 数Ⅲの積分計算が面白いほどわかる本(KADOKAWA) 2巡完成
  • チャート式医学部入試数学(数研) 高34月〜

で、全国の医学部の問題を九州の国立大過去問から1週間に1大学のペースで解き進め、Yさんはその後、東大模試で校内1位になりました。

長崎西高2Sさんは、通塾のたびに九大の赤本を1年分ずつ解きました。1問解いては解説を読んでチェックしたり、本番と同じ時間で取り組んだりしながら、まずは赤本5年分を解き上げました。

私が教える場面は、ホンのわずかです。彼らはずっと自分自身と向き合っています。問題を通して、大学が求めている人材像と今の自分の間合いを測っているのです。大学が要求する水準を実感することが、第1志望大学を目指す第1歩です。

学力を上げるには、「周回学習法」しかない

「わかる」「できる」
  • 「わかる」 とは、説明できるか、で
  • 「できる」 とは、再現できるか、で測定できます。

「できる」は反復で得られる能力です。

「勉強法を検討すべきだった」と反省。

広島大医学部に進学した長崎東高Kさんは高2から高3にかけて東大入試向けの問題集を解き進めていました。彼女は県トップクラスの成績。膨大な時間とエネルギーを「1問」に注ぎ込みます。しかしなかなか進みません。

解説を読めば十分理解できます。合否判定がA,B判定だと、ある程度解けるはず、と期待します。でも実は志望大専用の過去問の切り込み方を勉強しなければ解けないのですね。自力でどこまで解けるか、こだわらせ過ぎたのでした。<.p>

「7回読み勉強法」 山口真由さん

そんなとき、山口真由さんの「7回読み勉強法」に出会いました。次年度、同じく長崎東高から東大を目指すMくんには、この本にヒントを得て、一巡めの学習の「垣根」を下げて勉強させました。

以下「7回読み勉強法」から参考にした箇所の抜粋です。

  • 最初に問題集を解くときには、問題形式にも慣れていないし、知識もないのだから、間違えるのは当たり前。どう考えても、間違える問題のほうが多いのです。ここでいちいち間違いと向き合っていると、気持ちが沈み、勉強がはかどりません。だからこの段階で間違った問題にチェックを入れることは一切しません。
  • 自分の出した答えが違ったとしても、自分の回答のどこがどう違うのか、なぜ間違ったのか、などという分析は一切しませんでした。ただ、正答に付された解説を読むだけ。こうすると、自分の間違った考えにとらわれることなく、正答とその解説だけが記憶に残りやすくなります。
  • 誤答のチェックをするのは、全問題を少なくとも5回以上解いたあと。その時点になると、全体的な理解も進んでいて、正答のほうが多くなっています。
  • 正答率8割、誤答率2割くらいになってから、自分の間違った問題について分析するというのが、もっとも効率的なのでないかと思います。

 長崎東高Mくんは「東大数学で1点でも多く取る方法 」(安田享さん著 これは名著です!)を高2の12月(2016)から解き始めて約60題を高3の高総体ごろまで半年かけて一巡めを解き上げました。2巡め、3巡めも順調に進み、一日に2問程度づつ確認テストをしながら高3の10月までに5巡したのです。これは私にとっても貴重な経験になりました。

そして次のような指導を試みました。

  • 生徒が「わかった」と判断したことを私がさらに説明はしない。
  • 周回してテストで確認すれば済むことである。
  • 生徒の疑問が解決しないときに、ともに考え、理解を深める手助けをすればいい。
  • 生徒が、自分が目標を見失わないように、学習スピードを落とさないように、状態を把握し支えることはもっと大事。

この指導で劇的な逆転を達成する生徒が出るようになりました。

補足

長崎東高卒、現広島大医学部在学中のKさんは、4月から夏までの河合塾での浪人生活をこう語っている。

「数学の先生から言われて、塾生向けの数学基本事項集を3巡したんです。すると成績がイッキに上がって東大医学部も狙える学力になりました。現役のときは難しい問題ばかり解いて基本が抜けていたんですね」
 

高校生の教科書と重複する点も多く、この教材にあって市販の受験参考書にはない、というものはありません。つまり、現役高校生でも、評価が高い受験参考書をきっちりと勉強することで十分カバーできるのです。

問題集選択の基準は、「6割、最低5割は自力で解ける。解説は7,8割はほぼ理解できる」。

問題集の評価はインターネットで検索するとわかります。でも、手に取って、自分にとって難しすぎないかはチェックしたほうがいい。

わたしは対象生徒にどう解かせるかイメージできる書籍しか推薦しません。「6割、最低5割は自力で解ける。解説は7,8割はほぼ理解できる」。問題集を選択することを勧めます。

問題集の一単元だけを取り組むことも「あり」かもしれませんが、わたくしは問題集のすべてをやり遂げ、それを周回することを高校生に期待しています。なぜなら、著者、編集者は何を学ばせるかという視点で問題を選び、解説しているからです。

高校生は「青春」をかけて問題集に取り組んでいます。彼らの時間を無駄にしないために、わたしはホンモノ=大学入試過去問しか教材にしかしません。学び尽くせる「1問」を徹底的に解きこむ。それが強の面白さと出会うきっかけになると考えています。


2017.4の記事を2021.7の現状に合わせ改編。

2021年6月10日木曜日

国公立大で学ぶ建築・土木 (作成中)

建築学科は日本の多くの大学において所属学部が多岐にわたる。工学部、理工学部、デザイン工学部、建築学部、美術学部、芸術学部、造形学部、さらに家政学部、生活科学部、環境系学部などに設置されている。

建築と土木の違いがわからない|学科や業界の違いからおすすめ資格まで

【建築・土木】【建築】【土木】は竹下がホームページを参考に分けています。誤りの可能性もありますので、詳細は各大学に問い合わせてください。

九州

中国・四国

2021年5月20日木曜日

専門的・技術的職業従事者とは

高度の専門的水準において、科学的知識を応用した技術的な仕事に従事するもの、及び医療・法律・教育・宗教・芸術・その他の専門的性質の仕事に従事するもの。

大学・研究機関などにおける高度の科学的訓練・その他専門的分野の訓練、またはこれと同程度の実務的経験あるいは芸術上の創造的才能を必要とする。

2021年5月19日水曜日

本はなくなるのか?

本は500年前と何ら変わっていない。本は一度発明したら、それ以上上手く作りようがないから。スプーンと同じだ。今あるスプーンより良いものにするなんて無理だろう

カセットテープやVHSビデオなど記録メディアは方式が変わると使い物にならなくなる。インターネットが姿を消すことだって考えられる。

書くという行為は手仕事の延長線上にあり、有機的な行為、身体と直結した伝達技術。記録メディアやインターネットは有機的な道具でない。ウンベルトエーコ「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」CCCメデイアハウス

2021年5月18日火曜日

高3Wさん 受験勉強ログ

5/18火 LENGEND数学Ⅲ進度表

塾の高校生は学校指定の数学参考書を購入している。諫早、西陵は学研LENGEND、青雲、日大は青チャート。使っているかな?

Wさん高3理系。数学は参考書を授業と並行して解き、英語、物理、化学はatama+で復習している。上の画像は5/18現在の数学Ⅲ参考書。読んで理解し一巡め「練習」。2巡め解いて「テスト」。実際は複数回解説を読んでいく。高22学期に入塾後の単元は全て、この調子で解いた。数Ⅲもここまでやった。あとは見守るだけだ。

中3Tさん、受験勉強ログ

5/18火

中3Tさん中学理科社会(公民分野を除く)すべてatama+で合格。履歴をリセットして2巡めに進む。

2021年5月16日日曜日

atama+で学びが加速。毎日30分集中して部活と両立。

AIで、学びが加速。

atama+が学び放題となり、今までにない速さで予習復習が進んでいる。写真は小学生がatama+で算数を学ぶ様子。

  • 小6の4名が、456年算数を1ヶ月で完成。
  • 中3が中学3年間の数英理社を1学期中に一巡予定。
  • 難易度はいずれも授業や定期考査より高い。

4月には高3理系男子が数Ⅲ微分積分を完成させた。今後理科2科目完成の高3が次々と出る予定。学び放題になって高3の取り組みは3ヶ月早くなるだろう。4月のatama+利用総時間数は3月までの6,7倍になった。

学習の習慣化、支える仕組み。

atama+の目標設定は週単位で行う。週2回、3回と設定することもある。スモールステップでたくさん回数を繰り返し、達成感と勢いをつけて、自信を育みたいのだ。「宿題一丁!」。そんなノリでやりとりできたら最高だ。

保護者さまへのLINEにはお子さんの短期目標や進捗をお伝えしている。保護者さまの理解や応援・声かけが、学習への大きな動機づけになる。LINEを親子の話題にしてください。

単元のすみずみまで、もれなくまんべんなく学ぶ。これが英数理学習の基本だ。この徹底が共通テストの高得点につながる。信じて取り組んでくれる中高生の学習姿勢がたいへん頼もしい。

AIでの学習は習得時間が半分になる。これは事実だ。

学びが加速しても、取り組まなければ何も始まらない。勉強への取りかかりや継続は、部活、スマホ、ゲーム、友人、クラス、学校の宿題、家庭など取り巻く環境に左右される。特に今は、高総体中総体前で子どもたち自身、部活と学習の両立に苦しんでいるはずだ。

教室同様に、自宅でのatama+もタイマーを使おう。30分上限でatama+に集中する。30分を30日繰り返すとこれだけで900分。ぜひ、もれなくまんべんなく完成してくれ。高総体中総体での健闘を祈る。

2021年5月12日水曜日

2021年5月7日金曜日

作図でアタマにいい汗かこう。

動画は青雲中1の質問への回答。正三角形を描けという問いに、「まず60°の角を作らないと」と思えたらGOOD。
初習者が、習ったばかりの技能を使って、アタマにいい汗かける良質問題だ。

    私はこんな感じで、解決に至った。
  1. 3辺の長さは等しい → ムリ?
  2. 三角定規の60°を使えばすぐ描けるけれど → ルール外だろう。
  3. 60°をどうやって描けるか? → 正三角形を描けばいい。
  4. しかし、そもそも正三角形を描け、という問題じゃ?
  5. いやいや、60°を描くための正三角形であればいいのだ!<閃き!>
  6. 正三角形はどうやって描けばいいのか? →3辺の長さが等しい三角形を描くには・・・
  7. 互いの中心を通る、同一半径の円で正三角形が描けるぞ!<解決!>
  8. 点A(60°)を頂点とした二等辺三角形を描けば、それが正三角形だ!<正解が見えた!>
  9. という具合だ。60°の角を描ければ、とはすぐに思いついたが、互いの中心を通る同一半径の2円で正三角形を描くと思いついたのは、そんな経験が大昔にあって、コンパスをグルグル回しているうちに気づいた、という感じだ。

どうすれば図形が得意になるのだろう?

それには「できた、できた!」と、たくさんの成功体験を積み重ねるしかない。それも「なぜそれで描けるのか→なるほどね」と検証しながら、だ。竹下のアタマは、上記の5.に至るまで、負荷がかかったスマホのように、カーッと熱くなった!

7.の技能(作図法)自体は授業で学ぶだろう。でも、7.のアイディアを思い付かねば、この技能は役に立たない。この問題の「ひねり」をほぐすには、1.から5.の試行錯誤が竹下には必要だった。

ギターの奏で方を見たことがあっても、、、

コード(和音)の押さえ方を知っていても、ギターは弾けない。さまざまな練習、試行錯誤があってギターは弾ける。これと同じで、図形が得意になるには、技能がどう使われているか、少しだけ「ひねり」が入った問題で、試行錯誤し「ひねり」をほぐす練習が必須だ。

今すぐできること。

技能の習得は当たり前。本問レベルの少しだけ「ひねり」が入った問題のほぐし方を、参考書のページをめくり、解法がさっと思いつけるまで反復しよう。できた問題は外していく。同じ問題でいい。わからなかったら答えは見ていい。英単語帳をめくり、暗記できているか次から次へとチェックするように取り組むんだ。

やめてほしい勉強法は、、、

ゼロから試行錯誤すること。ギターで例えると、ドミソという和音をどう押さえるか、自分で作ろうとしているようなもの。教則本に載っているコードを押さえる練習をした方が手っ取り早いし、応用が効く。時間をもうひとひねり混み入った問題を解くことに使おう。

好きになれたら、よいね。

試行錯誤は「なぜこうなっているのだろう」「こうだったらいいのにな」「こうしたいな」といった内発的な動機から生じる。それは「なるほどね」「一体これはなぜ?」と納得しながら学ぶ、疑問を持つという行為の所産だ。

学習は反復によって身につけることができる。が、繰り返せばなんとかなるのは、所詮そのレベルの事柄にすぎない。

未知なる事柄へ、能動的に対処する姿勢を身につけたければ、自力で半分以上解決できるレベルから段階的に取り組むことだ。試行錯誤することに慣れ、それが普通になり、未知なる事柄へ対処する姿勢が楽観的になれる。好きなことには没頭できる。続けていけば自信となって、勉強が好きになると思う。自信とは「マチガイなく自分はうまくやることができるという自己評価」。竹下が気に入っている解釈だ。好きになれたら、よいね。

2021年3月10日水曜日

拓け、それぞれの未来。合格進学おめでとう!

2021.3.20現在 ◎は進学校
    【国公立大】
  • 京都大 工 地球工 Yさん青雲◎
  • 大阪大 工 応用理工 Uさん長崎西◎
  • 熊本大 医 看護 Mさん諫早◎
  • 福岡教育大 初等教育 Sさん長崎南◎
  • 長崎県立大 看護 Nさん長崎日大◎
  • 【私立大】
  • 慶應大 法 法律 Mさん諫早◎
  • 中央大 国際経済 Tくん長崎西◎(既卒)
  • 純心大 文化コミュニケーション Tさん長崎日大◎
  • 長崎総合科学大 生命環境 Bさん西陵◎
  • 長崎総合科学大 マネジメント Kくん大村工◎
  • 【県立高】
  • 諫早高 Tくん西諫早◎
  • 西陵高 Nくん西諫早◎
これまでの合格校はこちら。

2021年3月1日月曜日

祝卒業2021.3.1

卒業おめでとう。

 今日の空はどこまでも突き抜ける青でした。未来への拡がりを感じる青。明日からは自分で思ったとおりに進めるよ、と示しているようでした。

 今日は原点O。これから先は「今、自分はプラス思考か?」と自問して下さい。マイナスな気分だって、ー1をかけるとプラスに変わります。どんなときも突破口がある。それを信じて下さい。

保護者さま

18年間の「子育て卒業」おめでとうございます。

 私には3人の子どもがいます。末娘は6年前高校卒業、今春4月から社会人として歩みだします。長女は13年前高校卒業、昨年出産。夏は赤ちゃん連れて夫婦で2ヶ月間、教室2階に里帰りしておりました。
 高校卒業してからも、まだまだいろんな楽しみがありますよ。

学びで常に「アップデート」が必要な時代

 長男は11年前に高校卒業、SE(システムエンジニア)として働いています。昨年5月に2度めの転職。システム開発→保険→コンサルタントと、SEとしてキャリアを積んできました。
 長女の夫も昨年10月素材メーカーから商社へと転職しました。atama+を開発する若者たちもほとんど転職

 もうすでに転職は当たり前、「何ができるのか、やってきたのか」即戦力が問われる時代です。社会にでても、学びで常に自分を「アップデート」することが必要です。

 長女の夫が転職した商社の海外駐在条件がTOEIC860点。彼は、皆が塾で勉強している間、台所でひたすらTOEIC対策の勉強をしていました。長女は新聞記者として一歩踏み込んで論じるために、4月からママさん大学院生です。
 80才の1級建築士の知人から免許更新の試験をクリアしたと聞きました。私の周りでは、80代の方が元気に働いています。大学卒業してからもずっとアップデートは続きます。皆さんは人生100年の時代を生きるのですから。

「没頭」を選ぶ。「即断」する。

 君はこれからの10年でいろんなことを体験し、「没頭」できる選択肢から自分で選べる道を「即断」し、そこでまた「没頭」できるなにかを究めていくことになる。30代前半の彼らを観察してそう思います。

 気候変動・地殻変動、コロナ禍など、不可抗力な事態が頻発しています。どんなことが起きても、自分を時代の流れに乗せてアップデートしていく。それが人生を楽しむコツと考えます。

なぜ進学するのか?

 それは出会うためです。
 進学先の学校が君の価値を決めるのではありません。新しい友人、新しいものの見方や考え方に出会って、君自身が自分をどう成長させるか。それが君の価値を創り出すのです。

 今日は原点O。プラスに進んだ君との出会いを楽しみにしています。そのときはいっしょにランチしましょう!