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2021年7月6日火曜日

県立中の検査問題。ただいま、添削中!

県立中の検査問題 10年分20回のテスト

適性検査60分と作文問題40分があります。受検予定の小6の一部は6月末から10年分の過去問を20回に分けてテスト。週3、4回ずつ取り組むので、5週間から8週間かかる取組みです。

引き出すために、問いかける。

小6や高3の作文や小論文に赤ペン入れる際は、私の価値観を押し付けたりしていないか、気をつけています。最近、いいこと思いつきました。問いかけるのです。結局、教えるのではなく、引き出さないといけないのです。

取組み方

適性検査はテスト直後に

  • 自己採点→間違いを解き直し。
  • その後竹下が答案をチェックし、
  • あいまいな点は質問し説明させます。
  • 質問も説明も解き直しメモで行い、
  • 説明させることで理解を深め、
  • 説明する力をつけます。

作文は指示、添削、感想を整理し、採点しません。得点つけて評価に一喜一憂するより、竹下とのやりとりを通して、自分を振り返ってほしいし、楽しんでくれたらな、と思います。まずは、私自身が楽しまないと!ですよね!!!

「最強の習慣」

個別指導ですので、問題演習が進んだ小6から過去問演習に入ります。開始のタイミングは進み方で決定します。

合格するために勉強しています。学習の目的はその能力をつけることです。仮に8割得点で合格とします。7割かもしれません。8割だとじゅうぶんですよね(たぶん)。例えば現在の得点率が5割としてあと3割、「この問題はできていたのに!!!」とか「算数分野がまだまだ得点できそうだなぁ」とか、目的達成のために、課題は何か自分で考え取組む。私はそんな「最強の習慣」を育むことを意図しています。

火ST時間帯追加(2021.7.6〜)
  • 曜日:火水金ST
  • 時間:
    通常 16:50入室可 17:00-18:50(約2時間)
    夏休み16:00入室可 16:00-18:30(2時間半)
  • 子どもたちの勉強の様子、指導料はこちらをクリック。
  • ※週3、4回のための土QRは充足のため現在募集していません。

2021年7月2日金曜日

atama+|効率的に勉強したい小中高生へ。火水金ST(16:50入室 17:00-18:50)に拡張します。

勉強効率が上がります。

7月より火曜日ST(16:50入室 17:00-18:50)を追加します。

目標を見失わないように、学習スピードを落とさないように、子どもたちの状態を把握します。教材を完成し習得できるように、子どもたちを支えます。

対象は、自分のペースで効率的に勉強したい小中高生です。

  • ST時間帯:
    • 通常:火水金16:50入室可、17:00-18:50 最長120分
    • 夏休み期間(7.21-8.31):火水金16:00入室可、16:00-18:30 最長150分
    • 西陵高校まで徒歩4分。西陵生もしっかり学んでスクールバスで帰宅できる時間帯です。西陵高校スクールバス時刻表
  • 指導料:
    • ST1: 7,000円 火水金STから 週1回
    • ST2:14,000円 火水金STから 週2回
    • ST3:20,000円 火水金ST土QR から週3回
    • ST4:26,000円 火水金ST土QR 週4回
    • 座席数の都合で、土QRが選べない場合があります。
  • 教材は相談して決定:
    • 問題集などの教材費は実費負担です。
    • atama+利用の場合、月ごとに費用がかかります。

個別に基礎から応用へ。学力にあった教材を、巡回学習しマスターする。

指導例|真津山小6女子が、小5.4月から小6.6月までに取り組んだ学習の一部。
  • さまざまな教科書準拠問題集で算数の練習をしました。すべて最低2巡しています。まずYouTubeの授業動画で学んでテスト(2巡)、次に、下記の問題集で小学校の授業レベルを総点検。小5、小6と教材が変わっています。小5のピッタリトレーニングがスムーズに進んだのでレベルを上げて、小6はこれでわかるに変更しました。問題集は個人の取り組みを診て個別に決定しています。
  • atama+456年算数、中学入試算数 それぞれ合格を2巡。入試算数がんばりました!!(2021.3-6)
  • ほんとにわかる中1英語中2英語(新興出版社)で文法を学び、1冊まるごと和文から英文に直す練習をしました。

    中1英語は2巡、中2英語は3巡半して、英検4級受検。
  • 英検4級過去問題集6回分を9割以上得点できるまで反復し、見事合格!

    英検4級は過去問12回分を巡回練習。
  • 適性検査対策問題集 総合編(東京学参) 2巡
  • 適性検査対策問題集 数と図形編(東京学参) 2巡
  •  
  • 公立中高一貫校 合格をつかむ作文トレーニング(創元社)  1巡
後記

塾生の保護者さま
直前の連絡で申し訳ありません。
7月から火曜STを追加します。ST時間帯は火水金となります。

真津山小6女子がこの1年間の取組みを振り返り、ホントによくがんばったね、と思いました。

1冊をマスターした達成感は、「自信」を確実に育みます。「自信」とは間違いなくうまくやることができる自己評価。自信を積み重ねて、さらに大きなことを達成し、自信を深めていくのですね。

受験は、他人との競争ではありません。志望校が期待する能力であるかどうかです。偏差値や合格可能性に惑わされず、受験日まで、ひたすら自分を磨いてください。

【高2から始める受験勉強】

 「志望大の過去問を解く。反復する」から始める

高2も、夏休みに入るころは数ⅡBもほとんど習い、共通テストや国立大2次試験も、解説が読めるようになります。

  • ハイスコア!共通テスト攻略数学I・A、Ⅱ・B(Z会 新装版7月発刊予定)
  • 2022年共通テスト過去問研究I・A/Ⅱ・B 980円+税 教学社

を用いて、受験勉強を始める時期です。共通テスト過去問研究I・A/Ⅱ・Bには、32回分の過去問などを収載します。熊本大、広島大レベルを目指す人たちは、他教科も含めてこのシリーズを分冊して取り組むことが多いです。

2017年、当時高2の青雲高Yさんは、さらに

  • 理系数学入試の核心(Z会) 2巡完成
  • 数Ⅲの積分計算が面白いほどわかる本(KADOKAWA) 2巡完成
  • チャート式医学部入試数学(数研) 高34月〜

で、全国の医学部の問題を九州の国立大過去問から1週間に1大学のペースで解き進め、Yさんはその後、東大模試で校内1位になりました。

長崎西高2Sさんは、通塾のたびに九大の赤本を1年分ずつ解きました。1問解いては解説を読んでチェックしたり、本番と同じ時間で取り組んだりしながら、まずは赤本5年分を解き上げました。

私が教える場面は、ホンのわずかです。彼らはずっと自分自身と向き合っています。問題を通して、大学が求めている人材像と今の自分の間合いを測っているのです。大学が要求する水準を実感することが、第1志望大学を目指す第1歩です。

学力を上げるには、「周回学習法」しかない

「わかる」「できる」
  • 「わかる」 とは、説明できるか、で
  • 「できる」 とは、再現できるか、で測定できます。

「できる」は反復で得られる能力です。

「勉強法を検討すべきだった」と反省。

広島大医学部に進学した長崎東高Kさんは高2から高3にかけて東大入試向けの問題集を解き進めていました。彼女は県トップクラスの成績。膨大な時間とエネルギーを「1問」に注ぎ込みます。しかしなかなか進みません。

解説を読めば十分理解できます。合否判定がA,B判定だと、ある程度解けるはず、と期待します。でも実は志望大専用の過去問の切り込み方を勉強しなければ解けないのですね。自力でどこまで解けるか、こだわらせ過ぎたのでした。<.p>

「7回読み勉強法」 山口真由さん

そんなとき、山口真由さんの「7回読み勉強法」に出会いました。次年度、同じく長崎東高から東大を目指すMくんには、この本にヒントを得て、一巡めの学習の「垣根」を下げて勉強させました。

以下「7回読み勉強法」から参考にした箇所の抜粋です。

  • 最初に問題集を解くときには、問題形式にも慣れていないし、知識もないのだから、間違えるのは当たり前。どう考えても、間違える問題のほうが多いのです。ここでいちいち間違いと向き合っていると、気持ちが沈み、勉強がはかどりません。だからこの段階で間違った問題にチェックを入れることは一切しません。
  • 自分の出した答えが違ったとしても、自分の回答のどこがどう違うのか、なぜ間違ったのか、などという分析は一切しませんでした。ただ、正答に付された解説を読むだけ。こうすると、自分の間違った考えにとらわれることなく、正答とその解説だけが記憶に残りやすくなります。
  • 誤答のチェックをするのは、全問題を少なくとも5回以上解いたあと。その時点になると、全体的な理解も進んでいて、正答のほうが多くなっています。
  • 正答率8割、誤答率2割くらいになってから、自分の間違った問題について分析するというのが、もっとも効率的なのでないかと思います。

 長崎東高Mくんは「東大数学で1点でも多く取る方法 」(安田享さん著 これは名著です!)を高2の12月(2016)から解き始めて約60題を高3の高総体ごろまで半年かけて一巡めを解き上げました。2巡め、3巡めも順調に進み、一日に2問程度づつ確認テストをしながら高3の10月までに5巡したのです。これは私にとっても貴重な経験になりました。

そして次のような指導を試みました。

  • 生徒が「わかった」と判断したことを私がさらに説明はしない。
  • 周回してテストで確認すれば済むことである。
  • 生徒の疑問が解決しないときに、ともに考え、理解を深める手助けをすればいい。
  • 生徒が、自分が目標を見失わないように、学習スピードを落とさないように、状態を把握し支えることはもっと大事。

この指導で劇的な逆転を達成する生徒が出るようになりました。

補足

長崎東高卒、現広島大医学部在学中のKさんは、4月から夏までの河合塾での浪人生活をこう語っている。

「数学の先生から言われて、塾生向けの数学基本事項集を3巡したんです。すると成績がイッキに上がって東大医学部も狙える学力になりました。現役のときは難しい問題ばかり解いて基本が抜けていたんですね」
 

高校生の教科書と重複する点も多く、この教材にあって市販の受験参考書にはない、というものはありません。つまり、現役高校生でも、評価が高い受験参考書をきっちりと勉強することで十分カバーできるのです。

問題集選択の基準は、「6割、最低5割は自力で解ける。解説は7,8割はほぼ理解できる」。

問題集の評価はインターネットで検索するとわかります。でも、手に取って、自分にとって難しすぎないかはチェックしたほうがいい。

わたしは対象生徒にどう解かせるかイメージできる書籍しか推薦しません。「6割、最低5割は自力で解ける。解説は7,8割はほぼ理解できる」。問題集を選択することを勧めます。

問題集の一単元だけを取り組むことも「あり」かもしれませんが、わたくしは問題集のすべてをやり遂げ、それを周回することを高校生に期待しています。なぜなら、著者、編集者は何を学ばせるかという視点で問題を選び、解説しているからです。

高校生は「青春」をかけて問題集に取り組んでいます。彼らの時間を無駄にしないために、わたしはホンモノ=大学入試過去問しか教材にしかしません。学び尽くせる「1問」を徹底的に解きこむ。それが強の面白さと出会うきっかけになると考えています。


2017.4の記事を2021.7の現状に合わせ改編。