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2022年3月20日日曜日

山里小からラサール中へ。Tくん 2022.4 東京大学文科3類へ進学。

「高2の夏に、ここで東大の過去問題を解いたのが役に立ちました」

Tくんが東京大合格を報告。オメデトウ!塾で学んでラ・サール中へ。中学高校と夏休み帰省のたびに勉強に来てくれました。

コロナ禍で高校卒業から1年ぶりの再会

2014小6 1学期。ここから始まった。

Facebookより。

5月5日 子どもの日の学習会

ゴールデンマスマッスル3日め。小6高1高2の3名が8時間半の学習を達成。小6に決意を感じました。学習を通して自分と向き合っているようでした。
21時、8時間半算数を解き続ける小6。(略) 将来の夢や目標について話してくれるといいのですがまだ難しいようです。 君のためになにができるだろう。「私を踏み台にしなさい」と言いました。彼は笑って首を横に振りました。その後少し勉強のピッチが上がりました。
自分の意思で勉強する。そんな自分に自信が持てたらきっと勉強は加速します。マスマッスルは学びのきっかけをつくる学習会です。

東大合格発表後、お父さまからいただいたお話。

(5月5日の)この記事を読み返して涙が出ました。親子揃って公立中学と言ってた小5の春、たまたま受けた全国模試での好成績で、本人に一気にやる気が芽生え、自分の言葉で「頑張りたいのでお願いします。」と。色々悩んだあげく、託した先は「竹下数塾」。
ラ・サール中学に合格したのは、最後に先生が教えてくれた算数の問題でした。(解き方はちょっとズルだったみたいですが・・・w)これが繋がり、この春最高の結果を我が家にもたらしてくれました。
竹下先生、本当にありがとうございます。そしてこれからもどうぞ宜しくお願いいたします。父親より、感謝を込めて。( Facebook2022.3.19)

Facebookには小6中1の頃の懐かしい記事がありました。

11月11日 受験まであと2ヶ月。

師弟同行(していどうぎょう) 小6のノートが私の予習ノートと似ていたので記念写真。30数年前、高校時代によく聞いた「師弟同行」を思い出しました。生徒さんが進もうとする方向をいっしょに手探りすると、いろんなことを教えられます。あと2ヶ月、最後まで走り抜けよう。

2015 中1

12月31日 大晦日の学習会
左から青雲高2Sくん中1Tくん諫早附中2Tくん。
数学キレッキレの3人
のちに東大、東大、九大へ進学。

マスマッスルは長期休暇に行う無料学習会。最大8時間の自学に取り組む竹下数塾の学習合宿です。塾卒のラ・サール中1くん、青雲高2Sくんが自学に参加、広島大医学部Kさんが指導を手伝ってくれました。高校受験に向けた5教科の共同学習、英語の発声学習のための座席を設定し、指導の可能性を探っています。






「高2の夏に、ここで東大の過去問題を解いたのが役に立ちました」

フェイスブックの記録では、東京大学の過去問題15年分61問を3週間で解いていました。

2019.8 高2  お盆の学習会

7月22日
教材に動画でワンポイント解説を行う。私の話下手はだんだん治る?でしょう。1.5倍速ぐらいがちょうどいい。東京大2018理3番ベクトルの終点の軌跡の動画も役に立ちました。
8月7日
2週経過。東大文系数学15年分61問ただ今31問完成。鹿児島から帰省中のTくん、夏休み中に1巡目を完成しそうな勢い。英語はatama+で超個別指導。
8月10日
東大文問題38問目。ノート1冊使い終えました。本日通塾5日め。やるな~。「解くのが楽しいらしいです」とお母さまから。
8月14日
3週経過。東大文系61問15年分1巡完了!Tくんおめでとう!1日5~8時間×7回の通塾。夏マッスルはやっぱ凄い。

現役時の東大受験は不合格、一浪して2022年共通テスト。

2022共通テスト数学、大波乱。

共通テストの後、この問題集を解きまくって心を落ち着けていました。高2の夏に、ここで東大の過去問題を解いたのが役に立ちました。

お母さまよりいただいたお話

浪人の共通テスト後、竹下先生に高校2年の夏休み教材として与えられた、東大文系数学過去問題集、ひたすら解きまくり、心落ち着けていたと、本人話していました。文系での合格ですが、彼の数学は本当に大きな武器になりました。今年の共通テスト、数学の難化にも、メンタルやられる事なく過ごせたのは、合格に直結したと思います。( Facebook2022.3.19)

4月、東京大学から送付された入学試験成績を拝見、余裕ある得点で合格していた。お母さまから「やはり数学が、できたのが勝因ですねー」とメッセージをいただいた。

出会いに感謝

いろんなことがきっかけになって、人は未来を選んでいくのだな。塾のFacebookページを振り返りそう思いました。Tくんをちょんちょんとつついたことが、彼が出会う未来へのきっかけになっていたら、とてもうれしいです。

私の3人の子どもたちは就職して独立しています。関わるお子さんたちが私にとっては子や孫のようで、このコラムも子どもの成長アルバムを整理するような気持ちで作成しました。きっとこれからもTくんとお会いする機会があると思います。このアルバムの続きを更新させてください。ご家族との出会いに感謝申し上げます。

2019年9月26日木曜日

【連絡】0929(日)追込みマッスル

塾生保護者さま
学習会のご案内です。

0929(日)追込みマッスル
  • 受験、定期考査に向けた学習会です。
  • 朝から自宅や学校で勉強してください。夕方からフォローします。
  • 当日模試の高3はCでフォローします。
  • 19:00-19:30は休憩時間です。
  • atama+で学んでいる人は試験範囲を合格して考査を受けよう!

サマーマッスルの様子。

  1. 実施日 0929(日)
  2. 時間帯
    RS 16:00-19:00(RS連続学習)
    C 19:30-22:30
  3. 対象 塾生全員
  4. 申込 募集終了しました。次のフォームから。 0929(日)追込みマッスル申込フォーム
    1フォーム1名ずつお申込みください。
  5. 予定人数に達しお断りする場合のみメールでご連絡します。

2019年9月25日水曜日

【中3ダッシュ!連絡】0928土 マイドテスト試験範囲

保護者さま
お子さまにお伝えください。

9/28土は竹下研修会のため、16時から22時半の学習です。

連絡済みです。お間違えないように。

マイドテスト試験内容

  • 県立高2019数学A問題(50分) 下記参照
  • 理科社会(合わせて60分程度)
出題範囲

次のリンクにあるヒントをお渡ししています。宿題の2019数学A問題 解きましたか?
県立高2019数学Aヒント&解答解説
ヒントだけでなく解答解説も掲載しました。大問3,4,5,6はそのプリントに解いてください。

    理科 次を除いた全範囲から出題
  • 地学
    3.地球の運動と天体の動き
    5.太陽系と銀河系
    7.天体の見え方と日食・月食 を除く。
  • 社会
    公民を除く。
  •  

2019年9月20日金曜日

【エッセイ】夢はすぐそばにある。

「お母さん、問題集を三度解く!!って 効くねぇぇ!!」

化学の試験の日にこう言って帰ってきました。「??なんで?」と聞く母の言葉を遮って「100点だった。」 担任が化学の先生なので、帰りのホームルームで握手されたそうです。一流の進学校には遠く及びませんが、娘なりに自信をつけて、解ることの楽しさを身につけた様です。

これは長崎日大高アカデミーⅡブラスバンド部部長だったUさんのお母さまから2012年10月にいただいたメールだ。
大学進学後も折々に様子をお知らせいただたUさん。2016年「娘がマツダの技師に内定しました」と教室にお母さまが報告にいらっしゃった。念願のマツダのエンジニアに就職内定した。

マーチングが好きだ!練習後遅くなっても塾で勉強するUさん。

「出会い」。

マーチングをするため日大アカⅡに進学。部長として百名の部員をまとめていた。マーチングコンテスト前夜、夜遅くまで練習した後も遅れて塾で勉強したUさん。登下校途中に駐車しているRX-7のロータリーエンジン音に惹かれ「車を設計したい!」と工学部機械科を志した。 (参考 youtube)RX-7のロータリーエンジン音

第1志望の熊本大推薦入試。試験は口頭試問。問題を解いたあと、面接官の前で説明する。
未習の数Ⅲ微分積分の過去問を塾で補って対策。二十数問反復学習して「全部覚えました」というまで勉強した。
見事合格。Uさんは2013.4熊本大学工学部機械工学科に進学。

志望理由書の原稿

高3の秋、国立大工学部機械科の推薦入試で志望理由書を次のようにまとめた。

私の高校生活はマーチングに没頭した3年間だった。マーチングの魅力は皆の演奏と動きが見事に一致したときの達成感だ。県代表として九州大会に4回出場し高2から部長として100人あまりの部員をまとめてきた。
機械システム工学科を志望するのは、将来車の設計を仕事にしたいからだ。マツダRX-7FD3S型ロータリーエンジンの排気音を初めて聞いた時のゾクゾク感を忘れない。このときから「将来は車をつくってみたい」と思うようになった。
車は外観・加速感・排気音などあらゆるものが設計・調整されている。2万点もの部品が精密に組み上げられている。それはマーチングも同じだ。一人一人が奏でる音と動きと綿密に組み上げている。こんな共通点も私が車の設計にひかれる理由だ。

夢はすぐそばにある。

お母さま方へ。
Uさんの、リハーサル後に塾で勉強するひたむきさ。羨ましいですね。

そのエネルギーは塾で学ぶ全員が持っています。ただ、どこに向ければいいのかわかならないまま、くすぶっているように私には見えます。

気づかせるのは周囲の大人たちの役目です。興味関心好き嫌い得意不得意などに注目し子どもに見守ったり働きかけたりして未来に気づかせるのです。

子どもたちの、夢、目標、将来、未来は、日常にきっかけがあります。それに出会った人は必ず勉強します。勉強は受験勉強や学校の勉強に留まりません。夢を実現するためのすべての学びや訓練です。必要なことや不足を補うために必ず学びだします。

時には挫折する人もいます。でもそれを投げ出したとは思わないでください。成長している、と考えてはいかがでしょう。子どもたちが自分自身を振り返りながら、未来に向かって行動する限りそれは成長と呼んでいい。

自由になるために勉強する。

私はこどもたちに「自由になるために勉強するんだよ」と言います。やりたくないことをしない自由、やりたいことをやる自由です。

2019年9月14日土曜日

【学習法】教材が消化不良になっていないか。

【高校1冊目の参考書】船登惟希(ふなとよしあき)著
 角川出版1200円

 

「勉強するのが当たり前」という環境

進学校の「勉強するのが当たり前」という環境は、自分で勉強する人にとって価値がある。
どの参考書を使うべきか学校が指定してくれる。
どれくらい勉強しないといけないか先輩が教えてくれる。

でも、学校の教材も消化不良という人が多い。

地方の進学校は文武両道を掲げるところが多いから、部活をしたあと塾に行っていたら、市販の教材は確実に中途半端になる。
勉強以外の活動でアイデンティティを見つけると、その活動に力を入れ過ぎて勉強がおろそかになる人がでてくる。
成績の伸び悩んでいる人が市販の参考書を中途半端なままにして塾に通っても、それは何の解決にもならない。
成績が伸びないと言っている人は、市販の参考書を何度もやらずに塾や通信教育、家庭教師に救いの手をもとめる。
しかし完全に逆効果だ。参考書にかける時間がさらに減り、状況を悪化させるだけだ。

受験は点数を競い合う他人との勝負ではない。

高1であれば3年間という限られた時間の中で、どのレベルの問題集まで習得することができるか、1冊の問題集を何周繰り返すことができるかという戦いだ。
学習効率とは「限られた勉強時間の中で、参考書を何周繰り返すことができるか」を考えることだ。「どうやったら一回読んだだけで点数がとれるようになるか」ではない。効率を上げたかったらまず量をこなさないといけない。
よって常に時間を意識して勉強する必要がある。オリンピックだって同じ。大会当日だけ見ると「他人との闘い」のように見える。実態は4年間でどれだけ記録を伸ばせるかという「時間との闘い」。

結論は「参考書を使った自学自習力」の強化。

限られた時間の中で、どれだけ成績を伸ばすことができるかを考えると、行きつくところは「参考書を使った自学自習」になる。
参考書と向き合い、問題と向き合い、何度も繰り返し演習をして理解をしていく。こうした独学の時間をどれだけ作ることができるかが、志望校合格のカギを握る。

2018年6月21日木曜日

【エッセイ】生徒の人生をいじらない。





なぜその大学に合格したのか?

それは、目指したから。直面する問題を解決してきたから。

D判定、E判定でも、
必ず志望校に学力を合わせてくる子たちがいる。
志望が明確。ぶれがない。

大村高校勤務のとき、神戸大・土木工学志望の高3Aくんの担任だった。
学力判定がD・E判定なので、他の大学を勧めていた。

センター本番。結果はよくなかった。
ところが彼は、難易ランクをあげて九大・工・都市工学を受験するというのだ。

出願直前の切羽詰まったときにはじめて知った。

彼は幼い頃、阪神・淡路大震災にあっていた。

街を復興したい。都市工学を学び都市設計の仕事に携わりたい。そのためにボクは九州大で都市工学を学びます。

強い動機があったのだ。

受験は、「受かる・受からない」で考えると、判定、がすべて。
「こうなりたいこうしたい」で考えると、
足りない部分を詰めることができるかどうか、がすべて。

彼は猛勉強した。

発表後も連絡が来ない。私も合否に×とつけていた。
数日後、ひょっこり遊びに来た。

「合格しました」

「どうして連絡せんとね?」「知っていると思っていました」

私のいいなりになっていたら、Aくんは熊本大工学部土木だった。

私は思った。 生徒の人生をいじらない。
その子の伸びようとする方向に学習支援する。
やらんば!面白い!と思ったらいくらでも勉強するはず。

どうすればできるようになるか?

できないことに悩むな!
試行錯誤する、そんな中高生になってほしい。


※2018年の記事です。写真は千々石教室(2013年頃)の様子。みんな、どうしてるかな?