2024年6月30日日曜日

きみは、もっと必死になっていい。週4日通塾をすすめる理由。

「とりくみが遅かった」と落ちて後悔するより、「合格した。とりくみは遅かったけれど夏休み必死に頑張った」と笑顔で話す、「合格後の自分」をイメージしよう。

必死とは、「死を覚悟するほどの気持ちで、真剣に懸命に物事に臨むさま。」をいう。

小学生が塾で勉強している上の写真をみて、どう思う? みんな頑張ってるよね。

そう、必死は態度や表情で判断する。でも、理解の深さまではわからない。だから、どこまで進んだか進み方と巡回数を「見える化」し判断するんだ。

塾では勉強しても、勉強しなきゃと思っていても、家では取り組めない人がいる。そりゃそうだ。家はくつろぐ場所だもの。

君がそうだったら塾で勉強しよう。平日5時間の勉強漬けを火水金土週4日提供する。月木は自宅で調整日。日曜は家族といっしょに遊ぼう。

必死に取り組め。

私の学習指導は、「見える化」にこだわっている。自分の変化に気づいてもらうためだ。

  • 受験直前2,3ヶ月は誰でも必死だ。結果が青春時代をだれとどう過ごすか左右すると気づくから。
  • 週4日通塾を7月から勧めるのは、今から必死になってもらうため。
  • この記事の後半で紹介するMさんは必死だった。
  • 上智大は学年で成績上位の人が進む大学だと思っていた。
  • 竹下に勧められて、まさか自分がめざすとは!と思った。
  • まずやるべきは英検2級取得。入塾前、すでに4回落ちていた。
  • 自分が取り組むべきことにどれくらい時間がかかるか、やったことがない人にはわからない。


16:30から21:30まで5時間、塾では合宿状態だ。
  • 「必死」は教材の巡回数で測る
  • 問題集を次々進み、巡回することが目的。時間をかけることは、目的でない。手段である。

    (時間は短い にこしたことはない!)

  • 時間を確保し、2学期に入るまえに、次の教材を一通り終えるよ。
  • これをやりとげると安心なんだ。自信さえも感じるだろう。
  • なにより、2学期からの気持ちが楽なのだ。受験直前はひたすらできるかどうかチェックチェックチェック!
  • だって、ぜんぶ一巡してるもん。
  • だから今から必死に問題集を巡回するんだよ。
  1. 入試問題に取り組むための基礎教材の完成
    • atama+算数国語
    • 理社をスタサプ/eboardで先取り
    • 全科復習テスト問題集
    • 漢字検定5級(6年レベル)まで完成させたい。
  2. 過去問含む入試教材の完成
    • 県立中過去問10年
    • 適性検査総合編、数と図形、資料編など・・・
    • さらには作文練習
  • 効果的な自主学習は1日5時間以上必要(学校・図書館・塾・自宅合計)。高3だと放課後自学+塾・自宅学習でこれくらいなる。
  • 5時間とは、1教科90分×1日3教科から算出。
  • 小中学生に6時間は無理と考えるかもしれない。
  • 塾ではタイマーで30分を上限に教材をチェンジ。これだとできる。
  • 遅れて受験勉強を始めた人は、算国理社の勉強も適性検査対策もすすめなければいけない。
  • 教材は省略可能だ。しかし、そもそも4教科の勉強は中学受験合格のためにおこなっている。
  • 省略したら本末転倒だ。できればきっちりとやりとげさせたい。
  • 私たちは時間がかかることに取り組んでいるのだ。
  • きっちりとやり遂げさせる。そのために受験生には週4回通塾を勧めるのだ。

これらを巡回学習してすべて解けるようにして本番を迎える。どれくらい勉強すれば身につくかわかる。「身につくまで取り組みさえすればいい」というマインドセットは一生を支える支えるよき習慣となる。

不安を反復で解消する。不安を、安心に自信に変えるために。チェックチェックチェック!

塾で推奨した作文問題集「小学生のための読解・作文力がしっかり身に付く本」には、この本の使い方の説明に、次のようにある。

書く練習をするよりも、まず問題と解答を繰り返し読むことです。国語は浅く理解するか、深く理解するかという濃淡の差が学力の差になります。深く理解するためには、五回以上繰り返し読むことが大切です。

同感である。筆者は読解や作文の力をつけるために、徹底した精読を求めている。「五回以上読んだか?」と君に問う。「読まずに作文・読解が得意になるものか!」と君に言い訳させない。


高3・中3・小6にお勧めの週4日時間帯

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大学受験 「C週4日プラス土曜RST」 または「C週4日」

塾でatama+に取り組み進度を加速。
  • 高校生でatama+を上手く活用している人は塾で取り組んでいます。
  • 火水金 19:00入室 自学・食事休憩 19:30-22:00
  • 土 16:20入室 16:30-22:00 (夏冬 15:50入室 16:00-22:00)
  • 学校から塾へ直行。食事は塾でとれます。
  • 19時前の入室を希望する人は全日程フリーで学習してください。すべての日程で座席を確保します。

高校受験 「全日程フリー」

中総体後、塾で学習習慣をつける。
  • 火水金土 16:20入室 16:30-21:30

次の2人は高校受験、大学受験ともに全日程フリーで勉強、大学入試で大逆転した。

中学受験 「RST週4日」または 「全日程フリー」

  • 火水金土 16:20入室 16:30-18:50

次の2点を習慣化してほしい。

  • 帰宅して夕食後、勉強を再開する。全日程フリー学習者同様、21時半までの5時間を勉強する。
  • 火水金土は夕食後の、月木は学校から帰宅後の学習状況を、LINEまたはGoogleChatで、「今から勉強します」「宿題設定してください」「今日の勉強終わります」と連絡する。

新たなことを学ぶにはできるまで学習を続けるしかない。時間がかかる。1日5時間取り組むと決めて守らせたい。言い訳させたくないのだ。

家族の支えは最強の励み 保護者さまへの期待
  • こども部屋は不要です。保護者さまの目がとどくところで勉強させてください。
  • 夕食後片付けなさったあとの団らんでは、TVは消しお子さんの勉強につきあいましょう。
  • 保護者さまも読書など静かに過ごされたらいかがでしょう?
  • 保護者さまがお子さんの受験勉強に伴走する姿勢が、お子さんにとって最強の励みになります。

小学生が全日程フリーで勉強してもいい。 自宅はくつろぐ場だから。

塾は勉強する場、自宅はくつろぐ場と考えて、小学生が全日程フリーを選択するのも大いにありだと思う。火水金土に塾では学習時間を確保します。月木はお子さん自身にLINEまたはGoogleChatで連絡させてください。



「勉強始めます、終わります」コールで自分の「やり抜く」を支える。

英検2級合格体験記 上智大進学Mさん


英検2級合格ニコニコ表彰
出願セーフ。(2022.7.29)

佐世保から毎週土曜に通塾のMさんは半年間、1日の勉強開始・終了をオンラインで連絡した。「帰宅しました」「今から勉強します」「今日の勉強終わります」。竹下に連絡することで、Mさんは自分の「やり抜く」を支えた。そして、上智大に進学した。


みんなに提案していた「勉強スイッチ」。
続けたのはMさんだけだった。合格通知が来るまで続けた。
憧れていた
  • 中学生の頃から憧れていた大学です。学校では成績トップの人たちが進学します。
  • 私の成績はクラスの真ん中ぐらい。上智大総合選抜の出願条件は英検2級以上。
  • 定期考査の成績を上げ、出願資格の英検2級を取得しなければなりません。
  • 準2級は高1で取得しました。2級は4回挑戦してすべて不合格。
  • 上智大を目指す以上、私は気持ちを入れ替え死ぬ気で勉強しようと思いました。
必死。
  • 通学時にはスクールバスの中で「つきっきり英検2級」を口を動かしながら勉強し2巡しました。
  • 塾では、隣の女子が「つきっきり準1級」に取り組んでいます。日本語訳を英語に直す練習をしていました。私も真似しました。
  • 書いてはミスを確認します。ライティングに役立ちました。
  • 旺文社の「過去6回全問題集」も5巡しました。
  • 検定本番を意識し、過去問を解くときはタイマーで時間を測り、答えはマークシートに書き込みました。
  • ライティングは学校の先生にお願いし、最低でも1日1トピックを練習しました。
  • 何度も練習するうちに類似して問題が出題されたり表現を応用できるようになりました。
  • 英検の面接練習を学校の先生にお願いし、放課後スクールバスの発車までの20分間で2トピックずつ合計52回分の面接練習をしました。
  • 合格し、やっと上智大学の出願条件を満たし、夏休みに入って学校から推薦をいただきました。

上智大に進学後、成績優秀で返還不要の奨学金を受けたそうだ。Mさんがわざわざ報告に来てくれた。やりたいことに取り組み学業で結果を残す。そんな雰囲気が伝わってきた。

上智大は難関である。県内有数の進学校の文系上位者でも合格は難しい。奨学金の受給は嬉しい報告であった。

何が彼女を必死にさせたのか。

Mさんは弁論の全国大会に長崎県の代表として出場、人を惹きつける魅力を持っていた。将来マスコミで働きたいという夢は新聞学科の志望理由にぴったりだった。

私は賭けに出たのだ。英検2級を取得すれば、推薦委員会で負けるはずがないと。

しかし、Mさんを必死にさせたのは、なによりもご両親の愛情と家族の笑顔だった。どんなときも彼女を支えた。

詳細は彼女の合格体験記にある。