Q3:数学の指導で心がけていることは?
A:問いかけて「解く力」をつける、です。「解く力」とは、「連想し試行し、やり抜く力」と定義します。
問題を解くという作業は、それまでの解いた問題へのアプローチを連想しそれを試してみることから始まります。経験がないことを試せるはずがない。
それだけでありません。答え(ゴール)はここらへんかな?と予想し、論理を展開し、間違いなく計算を推し進めないといけない。やり抜く力が問われるのです。
・図を描いたりグラフを使って視覚的に考える。・式をたて手順通りに数値化し計算する。これらの技を自在に繰り出す力が「解く力」です。
教室では、問いかけることで「解く力」を身につけさせようとしています。
わからないのは、それまで解いた問題へのアプローチを思いつかないからです。ヒントを投げかけ、生徒自身に方針を気づかせようとします。
それでも生徒が詰まったとき、質問者がうなずけるレベルまでさらにヒントを分解して問いかけ、質問者自身から解答方針を引き出すよう心がけます。
なぜかというと、「解く」過程は「気づく」の連続だからです。「気づく」練習が必要で、それには私から問いかけるしかない、と考えます。
抽象的ですが、問いかけることで、「気づこう」とする姿勢を整えている、といえます。
Q4:でも、教室で対面でしかこの指導はできませんね?
A:はい確かに。そこで、atama+の出番です。atama+が効率的、というわけです。
atama+はアウトプット中心の教材で、常に問いかけながら指導します。
生徒さんは場所や時間を気にすることなく学習できます。さらに英理社もあります。もしかすると、私よりはるかにatama+を頼りにしているかもしれません。
・atama+、塾でも自宅でも超個別。