中学生の保護者さまから相談を受けました。
Q:勉強はよく取り組んでいるつもりです。でも定期考査で結果を出せません。返却されたテストを解き直すと解けます。だからがっかりです。テストになるとドキドキします。どうしたらよいでしょう?
A1:本番と同じテスト形式で、制限時間内に問題を解く練習をする。
試験本番と同様に解く練習は、塾ではなかなか時間がとれません。ストップウォッチを手元に置いて、本番練習しましょう。
定期考査だけでなく、英検や数検、入試の過去問も同様です。本番同様に解いて試験時間の使い方を練習します。同じ問題の反復でよいのです。50分問題なら2巡め40分、3巡め30分と時間を短縮して取り組んでください。
atama+なら確認テストが効果的です。考査前に試験範囲を単元グループごとに3回テストしましょう。atama+の英語に取り組んでいる人は、英単語暗記アプリで試験範囲の英単語を金メダルしましょう!絶対ですよ!
A2: 深呼吸しよう。
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- 考えるのを止めてみよう。 試験場の座席に着席後の心構え が有効です。
塾では受験期の中3高3にこの深呼吸を練習します。こうしたらいいよと紹介しても、いざ本番となったらドキドキして忘れちゃいますよね。だから練習するのです。
みなさんも自宅で塾で、ちょっと1分深呼吸して勉強に取り組んではいかが?長与から通ってくれたUさんは高校入試を落ち着いて受験できたそうです。(uさんの合格体験記 本文)
ドキドキは体の反応。だから深呼吸で体の調子を整える と竹下は解釈しています。
失敗したらどうしようと不安で、そのことばかり考えるようになり、テストになると、緊張のあまり、体がほてったり、手が震えたり、鼓動が早まったり、汗が出るといった身体反応を伴うようになります。医学的には、
脳の中では、過去の体験が海馬から記憶としてよみがえり、前頭前野が状況を判断し、それらの情報が扁桃体に伝わります。扁桃体は、その状況を危険で回避すべきと判断し、不安や恐怖の感情を引き起こします。
とのこと。部活動などさまざまな場面で、深呼吸は活かせそうです。