2018年4月28日土曜日

【個別指導例】反射的に答を出すために類題をしつこいほど反復復習。


 竹下数塾では「すらら」で学んだら、小テストを繰り返して学習の定着を試みます。
 小学5年生からすららで学び、県立中2になった女子の定着テストの様子です。
「くりかえさずにできるのかよ?」といえばいいだけの話ですが、脳科学の知見に基づき、すららの小テスト機能で類題を繰り返しているのです。

中英4定着テスト11本55分
Lesson2巡 0428

178 上級

238 63 100 初級

375 上級

455 100 中級

575 上級

675 上級

767 89 中級

888 マスタ


表の上部の「2巡 0428」とは、4/28〆切で2巡めであることを示します。

中英4 4/28 2巡め  ←中2レベル (上の表)
中英5  4/14 3巡め  ←中3レベル (文末に表あり)
中英6  4/7 3巡め  ←中3レベル ( 〃 )
高英1  4/21 2巡め  ←高1レベル ( 〃 )

このように4月中に中2前半から高校入学時レベルまで42本の小テストで幅広く復習しました。

2002年初版のちょっと古い本で恐縮ですが、

「最新脳科学が教える 高校生の勉強法」

現 東京大学・大学院薬学系研究科・教授 (本を書いた頃は薬学部助手) 池谷裕二著 東進ブックスによると、繰り返しの効果について次のようにあります。
P50,51
 ただ思い出せなくなっているだけで、ちゃんと脳の中には残っていたのです。 実際には無意識の世界にしっかり保存されているのです。  学習を繰り返した場合には、この無意識記憶が気がつかないうちに暗記を助けて、テストの成績を上昇させるのです。  
なんども繰り返すこと、つまり(略)復習すれば忘れる速さが遅くなるのです。
P53
 潜在的な記憶の保存期間は1か月なのです。  1か月以内に復習しなければ、さすがに潜在的な無意識の記憶も無効になってしまいます。  最低でも1か月以内に復習するようにしましょう。

なぜ無意識の記憶には使用期限があるのか。じつは海馬が鍵を握っています。(クリック!)

類題をしつこいほどにくり返し復習させ、反射的に答えがだせるようになるまで鍛え上げる。つねに巡回して忘れさせない。「もれなく、根本からまんべんなく」。

同書P56,57
 復習の効果は「同じ内容のもの」に対して生じます。同じ科目でも、参考書が替われば、また一からその参考書を理解し直さなければなりません。復習効果はあくまで同じ教科に対して現れるのです。これはとても重要なことですから、肝に銘じてください。参考書をアレコレと替えているとしたら,それは復習効果をみずから放棄しているようなものです。ほとんど自殺行為です。

竹下は参考書問題集を厳選します。MUSTな教材しかすすめません。1冊を反射的に解けるようになるには時間がかかります。最短経路の学習を常に意識しています。

正答率が低いレッスンは誠実に繰り返しています。
中英5定着テスト11本55分
Lesson
3巡 0414


1
25 100 初級


2
75 上級


3
80 マスタ


4
88 マスタ


5
14 71 初心者


6
43 86 中級


7
71 上級


8
38 88 初級


9
38 75 初級


10
88 マスタ


11
63 中級



中英6定着テスト17本85分
Lesson
3巡 0407
4巡 0505

1
56 67 100中級


2
71 上級


3
88 マスタ


4
89 マスタ


5
100 マス


6
設定ミス


7
50 90 中級


8
63 100 中級


9
38 100 初級


10
50 100 中級


11
88 マスタ


12
100 マスタ


13
67 100 中級


14
100 マスタ


15
71 上級


16
設定ミス


17
50 100 中級



高英1定着テスト6本30分
Lesson
2巡 0421


1 1/3
90 マスタ


1 2/3
92 マスタ


1 3/3
89 マスタ


2
0 100 初心者


3
100 マスタ


4
20 100 初級