2017年5月4日木曜日

【ひらけ、未来。】2040年。25年後を思い描くことからはじめよう。


【ひらけ、未来。】

※次の文章は2015.1.1フェイスブックページに掲載した記事です

2040年、君が今15才なら40才。君はどこで何をしていたいですか。「地方消滅」の人口変化率(※)を読むと、君も25年後の日本は今とまったく違う様子になっていると思うことでしょう。私は、ある高校の海外修学旅行の報告に「日本にとどまることが最大のリスク」とあったのを思い出しました。

▼なぜ勉強するのか?国語や英語は人の考えを知り理解するため。歴史はこれから出会う事態に過去の出来事を参考にするため。地理は歴史の背景を知るため。数学は論理的に、理科は科学的に考え行動するため。君が未来を築くため。

▼私は今年54才。この35年を振り返ると、高校時代はまるで人生の発射台です。どんな決断をしたかで方向が定まる。中高生のみなさん勉強しよう。何を理解したか何を身につけたかを意識して取組もう。将来どうなるのか今は何を見えません。それは当然です。君がどんなことを身につけているか、その先に出会いがあり、自分の役割に出会います。役割は次の出会いによって変化します。だから見えないのです。

▼なぜ勉強するのか。それは自分の役割に出会うため。その時々で最善の選択と出会うため。さあ一緒に、きみの未来を拓こう。
-----------------------------
「地方消滅」増田寛也編著(中公新書)より人口変化率。四捨五入は竹下。 
     2010年 → 2040年
■雲仙市
総人口  4.7万 → 2.9万(-38%)  
若年女性 0.43万 → 0.18万(-58%)

■諫早市
総人口  14.0万 → 10.3万(-26%)
若年女性 1.6万 → 0.8万(-50%)

■長崎市 
総人口  44.3万 → 31.9万(-28%)
若年女性 5.2万 → 2.6万(-49%)