2024/8/4 マッスル学習会で8時間自学した小6たち
8/8追記 夏休み前半 塾や自宅で5時間きっちり勉強している子が少なくとも4名います。この子たちは全国の適性検査問題18回ぶんを10日あまりで解きました。マッスル学習会も8時間学習が6名、期待以上に取り組みました。
小6の中学受験者が18回分の適性検査過去問を2週間で2巡しようとしている。みんなよく頑張っています。
まず最初に、私の指導に似ているなと思った勉強法です。私の場合、まだまだひよっこレベルですが。。。
君の当たり前は、合格する人の当たり前? E判定からの大逆転勉強法
抜粋して本を紹介
「700題で十分だよ。その代わり9回ぐらい解いたけどね」
「9回!?」
「そうだよ。9回だよ。そんなの、灘高じゃ当たり前だよ」
「当たり前!?」
私は、自分が恥ずかしくなりました。自分は数学は2000題も解いたのに、いまいちパッとしなかったのは明らかに回数が足りていなかったのです。
1回で終わってしまう人。2回で終わってしまう人。4回やっても、まだ続けられる人。・・・そこにある差はなんなのか?
「当たり前」のレベル
私は気づいた。
私と秀才の、決定的な違いは何か。頭の良し悪し、使った教材、友達とか、高校とか、環境とか、そういった外条件ではない。それらに影響を受けた意識の差、私自身の「当たり前」のレベルが違ったんだ!と。
小学生の過去問学習の取り組み方。
中学生も高校生も同じ。ポイントは間違いとの向き合い方。
大問1問毎に答え合わせをして間違いを理解しながら、次の問題に移ってください。
最初は、問題形式に慣れていないし、知識もないのだから、間違えるのは当たり前。どう考えても間違えるほうが多いのです。 間違いに深刻になると勉強がはかどりません。
60分の試験だから何点取れるかやってみよう、なんて絶対しないでくださいね。そんなのは解けるようになってからでいい。
過去問だから、小6のまだ習っていない単元も出題されます。それがどこでどれくらいとは私も判断できません。
ある生徒が全くわからない問題を、他の生徒さんは、解説読んだらわかった と言います。
習っていないことを「わからない」と悩ませないように全員算数を早期学習しています。一部の人は小6理社もやっています。
問題解いてできなかった。でも、先取りで似た問題を解いたことがある。やれるかもしれない。 と希望が持たせたいのです。
一巡めの目的は、混沌とした中から、わかる・わからない、習った・習っていないを仕分けることです。
まだ習っていないのだったら、「できなくてもいいんだよ」と声をかけましょう。
習ったことは、今日できなくても、「なるほどね、そういうことだったのねと納得して、いつか解けるようになればいいんだよ」 と声をかけてください。
漢字を10回書きなさいのような宿題をしたことあるでしょう。でも、わからなかった問題の解説を読んで、ほんとにわかったのかチェックするために2度3度と繰り返す 、そんな勉強をした人は少ないはずです。
弾けなかったピアノのフレーズを弾けるようになるために練習するのと同じです。ピアノは音を聞けば、他人は「あ、弾けるようになったんだ」とわかりますが、勉強はそうはいきません。
お子さんのわかった、をどれくらい信用してよろしいかの判断は、私にも難しい。
問いましょう。質問してみることです。
わかっているなら答えられるはずです。「ここはどういう意味だったのかな」と訊ねてみてください。 質問を繰り返しながら、何かが少しずつ変わっていくのです。
以下ChatGPTの要約
間違いを理解しながら問題に取り組むことが重要であり、間違えることは当然である。試験時間内に何点取れるかは気にせず、目的はわかる・わからないや習った・習っていないを仕分けること。未学習の問題に対しても希望を持たせ、練習や質問を通じて少しずつ成長していくことを重視している。
しっかり勉強しないと、AIに命令されて動かなきゃいけなくなるかもしれませんね。(竹)