(竹下より)
ふりかえりのすすめで紹介した次女が、4.1月2火、帰省の際、生徒さんの質問に応じました。この記事は、質問( 東京や京都での生活・大学や就職・英語の勉強の仕方など )に基づいた、次女から皆さんへのメッセージです。
どの道を歩むのか、自分の意思次第
竹下数塾で学ぶ皆さんへ。
「学生時代どのように勉強をしていたか」
「選択する学部によりどのように就職先が異なるのか」
「どのように就職先を決めたのか」、、
こんな質問を生徒さんからいただき、「高校卒業後にどのような生活が待っているのか」私自身も同様の不安を抱いていたなと思い返しました。
一方で、大学生活の先まで見据えた質問を多くいただき、皆さんが真剣に将来のことを考え、今すべきこと・できることに取り組もうとしていることに感銘を受けました。
そんな皆さんに対し私からお伝えできることは、
「どのような道を歩んでいくか、その選択は自分の意思次第」
ということです。
卒業後もスキルアップ
大学では、高校までの学び以上に専門性の高い内容の知識を習得します。しかし、大学で得た知識・経験でその後のキャリアが確定するわけではありません。大学卒業後もスキルアップ(自分の能力を高めること)は常に求められます。
実際、私自身もコンサルティングファームで働く中で、英語力向上・IT知識習得の必要性を痛感し、取り組んでいるところです。
やりたいことをやるために結果で示す
特に英語に関しては、転職先への入社時にTOEIC900点以上を求められ(会社によって基準は異なります)、その後も英語力に応じて関与できる仕事内容が変わるというのが実態です。
自分がやりたいことをやるためにも英語力を高めたいですし、その成果をTOEICのようなテストで示す必要がありました。
私のTOEIC受験遍歴
参考までに、以下に私のTOEIC受験遍歴を記載します。(全てListening&Readingです)
英検 | 各級の目安 | TOEIC |
---|---|---|
1級 | 大学上級程度 | 955 |
準1級 | 大学中級程度 | 713 |
2級 | 高校卒業程度 | 527 |
準2級 | 高校中級程度 | 402 |
(参考)
・英検 各級の目安
・TOEICと英検比較まとめ!レベル別スコア換算表つき
・【一瞬でわかる】TOEICスコアの目安を100点ごと7段階で解説
私が初めてTOEICを受けたのは高校2年生のときで、1年間のカナダ留学後でした。そのときのスコアは765点で、800点を突破したかった当時の自分としては悔しい結果でした。
留学後だったため英会話には慣れておりリスニングの点数は取れていたのですが、リーディングに課題が残る結果でした。
次に受験したのは大学2年生のときで、就職活動に備えての受験でした。そのときのスコアは875点。
対策としては、公式テキストを一通り解き、テキストに出てくる単語を覚えるまで反復学習しており、結果として長文の読解力が高まったことを覚えています。
そしてその約5年後、先にお伝えした入社条件をクリアするために受験し915点を取得しました。
このとき自己最高点を取ることができた理由としては2つあると考えています。
1つは問題に慣れていたということ。大学生のうちに公式テキストを何度も反復し問題傾向を掴んでいたため、数年経っても身についていたのかと思います。
2つ目は、日常的に英語を使っていたということ。転職する前の会社では海外の方と応対する場面が多く、その際には英語でコミュニケーションをとっていました。こうして英語のインプット・アウトプットを自然と行っていたことが英語力向上に繋がったのかなと思います。
今回はTOEICのみ取り上げお伝えしましたが、例えば留学に必要な要件としてTOEFL/IELTSのスコアが必要だったりしますので、ご自身の夢や目標に応じて確認してみてくださいね。
想いを言葉にしてみる。
皆さんは今、自分と向き合う貴重なタイミングにいるかと思います。
とはいえ、自分自身のことでありながらこれがまた難しいですよね。私は自身のアピールポイントに悩みました。
ただ、過去の経験やその時々の自分の想いをつぶさに思い出したことで、どのような価値観を大切にしてきたのかが整理され、自分がやりたいことや自分らしさを言語化することができた気がします。身近な人と話を重ねることで出てくる気付きもありました。
これから進む道は人それぞれですが、ぜひご自身の想いや価値観を大切にしていただければと思います。何よりもご自身の強みとなるはずです。
皆さんが納得のいく学生生活・そしてキャリアを歩み始めることができるよう、心より応援しています。
(竹下より追記)
このメッセージにはありませんが、英語を仕事を使うのは、読み書きできることと次元が違う。ちょっとした言い回しのニュアンスなど相手の国の文化や習慣を理解していなければならない、と話していました。