「僕ら」とは、私たち大人のこと。
この本は中高生向けの本です。でも、最初に読むべきは大人です。
お父さんお母さんが、まずこの本を読んで、
- 自分はなぜ働くのか、 今の仕事は、
- なりたかった職業?
- 好き、得意、やりたかった仕事?
- 幸せ、上手くいってる、頑張れる?
- ずっと続ける?、何才まで?
と一度振り返ってはいかがでしょう。だって、子どもたちはそこを知りたいのですから。その上で、子どもたちと「なぜ僕らは働くのか」を話し合ってみるのです。
教室に置いています。
送迎の際、試読ください。
送迎の際、試読ください。
子どもたちと話しているとき、自分の価値観を押し付けている私に気づきます。いつも反省です。
大切なのは
お子さん自身の考え、感じていることを引き出すことです。一緒に本を読みながらだと、きっと話しやすいですよ。
お父さんお母さんは聞くことに徹するのです。
数千年前、 古代エジプトですでに「子どもの頃はとにかく勉強せよ。そうしないとダメな大人になってしまうぞ」と、パピルスに記した人がいます。親から説教されて、保護者さまは、子どもの頃勉強しましたか?
お子さん自身から自分の考えを引き出すには、問いかけなければなりません。そして、聞くことに徹するのです。
NHKスペシャル「知られざる大英博物館」第1集 古代エジプト編より
勉強するのはなんのため?
に対して、この本では
学校の勉強は社会で生きるための力になる。
学歴は大事だがそれがすべてではない。
と答えます。
大切なのは、自分が何をやりたいか、ちゃんと考えて生きているかどうか。
良くないのは、学校の成績を上げることだけに一生懸命になり、自分の夢ややりたい仕事について考えないこと。
と指摘します。
「なぜ僕らは働くのか」は、子どもたちが「働く」について相談したいとき、相手になってくれる本です。どんな仕事も必要だからある。いろんな価値観があることを教えてくれます。
--あとがき--
竹下は、幸せって何だろうと考えます。考えに考えて、勉強は君の力になる。と伝えたいです。何のため勉強するのか?を考えに考えて、「自由になるため」が私の結論です。