竹下数塾の高校生、保護者さま
明日8/10火から17火まで公立学校は閉庁期間ですね。この期間を利用して塾では「合格マッスル」を開催し、高3は本番試験を使って共通テストトレーニングを開始します。
5ヶ月後の本番試験は、夏休みまでの業者模試よりずっと難しい。4月から4ヶ月で何を習得したか振り返って下さい。5ヶ月で何ができるか考えると、本番レベルで練習を始める必要を感じるはずです。
塾のclassroomに、「共通テスト過去問トレーニング」と題したファイルに進み方を指示しています(次の画像)。高3だけでなく高12も利用できます。チャレンジしてください。
- 理解する練習「1巡」
- 制限時間を突破する練習「2巡」
- 真剣テスト「3巡」
と分けて練習します。「1巡」と言っても何度も練習が必要と感じるはずです。
次の画像は2020.7月の塾通信記事。クリックして拡大します。読んで下さい。当時、長崎東高3だったSさんがセンター2017世界史を34点から95点にするまで3ヶ月半9回反復しているのがわかります(B表)。皆さんはこれに挑戦するのです。苦手の数学で個別試験を受験しました。過去問21年分解き回しました(C表)。
高校総体が終わった後の学年集会で、「どんなに頑張っても学年で100位上がるのは無理だ」という先生の話に、Sさんはショックを受けます。 部活のゴタゴタに振り回されて高2は学年最下位層にいたからです。「見返してやりたかった」。彼女は200位順位を上げました。第1志望大前期試験は25人合格に対し26位、750点満点で0.7点足らず残念ながら不合格。しかし後期は1位で合格。進学しました。
Sさんは普通の女の子。部活で疲れてよく寝てました。atama+は先に進まず挫折しました。「君」と同じです。
「200人抜き」を達成したのは、彼女が明確な目標を持っていたから。勉強面でのポイントは、次の2点でした。
- やらないことを決めた。
- 学習状況を細かく数値化して学力を可視化した。
高総体の頃で比較したら、今年の高3の誰より偏差値は低かったかもしれません。偏差値を自分の学力と思ってはいけません。ある試験で偏差値が高くて判定が良かったら「これが本番だったら合格だったのにねぇ」と気持ちをぐっと引き締めてください。決して君の第1志望校での得点力ではありません。偏差値高くとも、共通テストで得点できなければ、かすりさえもしません。
共通テストトレーニングを「1巡」「2巡」「3巡」のステップで始めるのはこんな経験に基づきます。今から始めてください。
Sさんを超える努力をしたら青春思った通りになります。知ったかぶりで君に助言する誰かを「見返してやりなさい」。数値化できない君の熱意で未来を拓きなさい。
追伸
共通テスト過去問トレーニングは、塾のclassroomの次のタブにあります。