2019年2月23日土曜日
▼答がない問いに答える力が問われる時代「私は、もう助からないんだよね…」病者の問いかけ
一人の病人からこう問われたとする。
「私は、もう助からないんだよね…」
あるいは
「私は、もうすぐ死ぬんだよね…」
その病人はあなたの唯一無二の親友である。
この問いかけに対して、あなたならどのように応えますか。そして、なぜそう応えるのが望ましいと考えますか。
八百字以内にまとめなさい。(80分)
看護学部の入試問題(浜松医科大)です。みなさんはこの小論文試験にどう答えますか。
解説の【結論の導き方】によると、
人間認識、生への考察、深く、複雑な人間存在へのまなざしがあれば、そして、そこから論理的に(苦渋の選択にせよ)どう応えるかを導き出していればよい。
とあります。
合否の視点からみると、小論で挽回不可、センター高得点で逃げ切り。
なぜこのような正解がない問題を出題するのか?その視点からみると、「君はどういう人なんだい?どう生きてきたのかい」と受験生に問いかけているように私は感じます。
大学は受験生に問うているのです。「若者よ、哲学せよ」と。
2019年2月11日月曜日
フューチャリスト宣言 ちくま新書
中学生に伝えたい
フューチャリスト宣言
フューチャリスト宣言 (ちくま新書¥735)を紹介します。 脳科学者茂木健一郎氏と、はてな取締役梅田望夫氏の対談です。二人は1962年、60年生まれ。私には同世代の彼らの言葉がとても熱い。
「未来は予想するものではなく、創り出すものである」
「未来に明るさを託すということは、すなわち、私たち人間自身を信頼するということである」
linuxやウィキぺディアなどオープンソースは無償奉仕の世界。無償、無料のまわりに大きなビジネスが動いています。これらは公共性や利他性がキーワードになっている、 君の職業ガイドブックにはない仕事が次々に生まれていると この本は教えてくれます。そして君たちに問いかけます。
朝から晩まで情熱を傾けられることは何か、と。
梅田氏
「朝から晩まで情熱を傾けられることは何かということを、いろいろなことを試しながら、問い続けてほしい」「これは簡単なことではないですが、試していくと、ああ自分はこれが好きだという何かにきっと出会います。」「もし君たちに好きなことが見つかって自分は本当はこういうことがやりたいんだ、と思ったら、それを貫いていいと思う。その周りに新しい職業が生まれるかもしれないんだから」
茂木氏
「プロフェッショナルの定義というのは、自分のやっていることに快楽を感じる人」「ドーパミンの上流に何を持ってくるかに関しては、ものすごく自由度が与えられている」
ドーパミンは脳から出るホルモンです。行動に対し,快感を得ると分泌し動機付けとなります。茂木さんは、ドーパミンの分泌を促すような仕事は人それぞれ違うんだよ、と言っているのでしょうか?
仕事は、選ぶというより出会うものかもしれません。今なりたい仕事も10年経つと古臭い仕事かもしれない。自分の可能性を信じて楽しいと思うことに没頭する自分を大事にして下さい。
仕事は、選ぶというより出会うものかもしれません。今なりたい仕事も10年経つと古臭い仕事かもしれない。自分の可能性を信じて楽しいと思うことに没頭する自分を大事にして下さい。
2019年2月7日木曜日
ニコニコ勉強しよう!!
センター試験対策に集中して、すっかり数Ⅲの積分を忘れてしまったIさん。塾推奨の積分計算の問題集を2巡3巡と取り組んでいます。「もう解かなくていい」と判断したらこのスタンプを押印。ニコニコが問題集いっぱい広がりだしました。もう大丈夫ですね。3月ニコニコ待っています。
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