2025年3月8日土曜日

eboard 先取り予習・さかのぼり復習 の進め方・深め方

「勉強がわからない」と言わせたくない。

これがeボードを使う理由です。eボードでの学習は「基本中の基本」。竹下が生徒さんの学習状況を把握しています。予習して、学校の授業を受けることを目指します。

先生の仕事は「できるようにすること」、「教える」はその手段です。しかし、誰もが同じ習得レベルに達することはできません。その原因は、能力というよりむしろ習慣。私は、ちょっとした「わかった!」がきっかけで勉強に励みだす人が出てくることを、eboardに期待します。

eboardの利点
  • 考え方指導がていねいである。
  • 教科書の章単位に分かれ、いくつかの単元から授業動画とドリルで構成。正答率で習得度を測れる。
  • 「基本中の基本」なので、生徒さんの能力や求め(ニーズ)に応じて、問題集で演習が可能。


eボードを使った小6の中学先取り予習状況。
入学前に半数近く中1レベルの英数を予習するだろう。(2025.2.27)


eboardの取り組ませ方
進め方
  • ドリルの正答率65%以上(画像では青・緑)でその章を合格とします。
  • 画像のように、取り組む生徒さん同士、他人の進み方を見て自分の進み方を振り返らせることへの同意を塾での学習条件となります。その理由は、自宅学習に取り組まないお子さんへの効果的な動機づけを竹下が思いつかないからです。
  • 将来大学進学を志望している、諫早高や長崎東西・北陽台高を目指す小中学生は90%以上(濃緑)を求めます。少なくとも80%以上(薄緑)で揃えて下さい。。
  • 得点力は、続ける力・やり抜く力の成果であり、できることは間違えない結果だからです。
  • ではなぜ65%以上で合格とするか?それは、
  • 問題集に早く進んでほしいからです。問題集やノートであれば、自分の得意・不得意の詳細を記録・メモにして残しやすいです。

深め方
  • 英語は「ホントにわかる(ホンわか)」で英文暗記・英作文演習 を全員に取り組ませたいです。eboard 問題集併用例
  • 数学は新興出版社の「教科書ぴったりトレーニング(ぴたトレ)」または「ズバリよくでる」シリーズを利用したいと考えています。
    ・2025年度教科書改訂のため、店頭には3月初旬から中旬に並ぶとのこと。各社の問題集が店頭に並び次第、最終的に決定します。
    ・ぴたトレを勧めるのはホンわか同様解説動画が詳しいからです。ただし数学は、考え方というより解き方手順の解説の印象を受けました。。考え方の説明はeボードがていねいのように思います。
  • 希望者には理社国も進み方を把握したいと考えています。
  • 多くの問題を解かせるより、習得のため巡回学習が必要なレベルの問題集を個別に紹介したいです。

教材

  • 教材一覧
  • 小学生 算数・漢字(小1-小6)、理科・社会(小56)
  • 中学生 数英国理社 高1数英がある。数検英検準2級レベルまで学習可能

対象

市立中学生
  • 市立中学生は基本的にeboardです。基本的です。考え方(概念)の説明がていねいです。勉強が得意な人は先取り予習するといいでしょう。
  • 中3 2学期から高校受験の勉強を始めた人は、問題集中心の勉強になります。
  • eboardは不明な点の復習に使うといいでしょう。
  • いずれの場合も、教科書の補助教材や市販問題集を併用しながら学習します。
小学生
  • 小学生は基本的にeboardです。小56年は算数漢字理科社会4教科を学習します。
  • 県立中志望の人は適性検査問題集で、市立中進学の人も、教科書準拠問題集「教科書ぴったりトレーニング」などを併用しながら学習します。
  • 高学年はeboard中学国語を学ぶとよいでしょう。
eboard

問題集と併用して学習しましょう。

小学生
算数  小1が「ぴたトレ小2」でLリットル,dl,mlを学習
漢字  eboard準拠のプリント 印刷して宿題
理社  全科テストで5教科テスト。知識はこの問題集で固める。
英語  ホンわか英語

目指すは文法に強い「話す・書く」。eboardは詳しいですがこれだけでは英語は上手になりません。新興出版社の超基礎問題集『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる』の中1英語を使って、「話す・書く」を集中的に練習します。

「ホントにわかる英語」中123の右ページの問題「といてわかる」やまとめの「確認テスト」の英文をすべて和文にしてプリントにしています。


当時小3Iさんの「日本文を見て英文で話す」(動画)

勉強が楽しい。それが自律学習のきっかけになる。

勉強の動機は ①勉強が楽しい、②目標達成のために勉強するのいずれかです。

①勉強の楽しさは、学ぶ楽しさ、できる楽しさと分けられます。スポーツや芸術の習い事や部活と同じです。

学習を小さなステップにわけて、達成感から学ぶ楽しさ・できる楽しさを感じて子どもたちが学習を習慣化してくれたらうれしいです。それが自律学習のきっかけです。

次の4ステップがチェックポイント!

  1. 英文読めるか
  2. 英文和訳言えるか
  3. ★和文英訳言えるか
  4. ★和文英訳書けるか ★2点をチェックします!
君は、和文を英文に戻せるかな?

この和文プリントを見ながら「話して」「書いて」英文直す。これが小中学生に取り組ませたい英語学習の理想スタイルです。間違いながら失敗しながら学ぶ。次の動画のような感じ。


「ちょっとやってみない?」という私の突然の依頼に、小6Kくんが応えてくれました。さすがKくん!(2分12秒)