2024年9月8日日曜日

県立中入試 経過と今後の方針

経過

中学受験の皆さん、保護者さま

8/31土に実施した第2回全国一貫模試のあと、9月「2週間で県立中10年分の2巡めを完成する」に取り組み出しました。

2023年からさかのぼって早い人は6年ぶん解いています。2週間で一巡する目標を達成する人も数名出そうです。

皆さんが採点したあと、竹下は再採点しています。そして君たちの得点を10点評価して集計しています。(画像1)

皆さんの自己採点は、きつめの採点、ゆるい採点さまざまです。マルにする気持ちはわかるけれど、竹下はバツサンカクにする場合がけっこうあります。

竹下としては、君たちに「どうしてここはバツにしたんですか?」と訊ねてほしいです。キミ自身は正解と思っているのに、竹下が不正解とするズレを調整することが受験勉強だからです。

数名の県立中生にボーダーは何点ぐらいと訊ねました。適性検査で130点中90点。合格辞退が出たときの補欠合格ラインが90点 ぐらいではないかという話でした。90点はちょうど7割。うなずけます。

画像1で7割は青の7点です。どんな勉強が必要なのか? 答えを覚えても役に立たないことはみなさんも感じているでしょう。ズレは何かを理解し、調整する。これをひたすら繰り返して、少しずつ、ドンピシャ正解!できるようになります。

解き直して私は、2019年の月の見え方の問題は、何年生で習っているのだろうと「全科の復習テスト」で確認しました。すると小4と小6に同じ図があるではありませんか!!(画像2)

実は8/31の全国一貫模試の1番は、全員が勉強していた長崎県の2024年問題と同じハザードマップ、災害レッドゾーンに関する問題でした。(画像3)

今後の方針

継続
最重要!県立中過去問10年ぶんと2025年適性検査問題集は、全問緑色にするまで巡回します。

変更
1.第3回・第4回の全国一貫模試は行いません。
  • 受検にむけて、模試で気を引き締めるという目的は、第1回2回でじゅうぶん達成した。
  • 過去問10年ぶんで県立中入試問題がどれくらいの深さで問われるか、十分練習できる。
  • 2025年適性検査問題集で他県の最新問題の傾向を練習した方が効果的である。
  • 日大特別入試を受検した方が、受検の雰囲気を知り面接練習もできて効果的ではないか?

2.全員atama+小学国語完成後は中学国語に進みます。小学算数は確認テストで復習します。
  • 追加費用は発生しません。
  • 国語がすべての教科の土台です。国語力をつけるとはどういうことか考えて、上の学年の国語を学ぶことだと結論しました。
  • 小学算数の確認テストは間違わない練習です。知らないことは最初から捨てることになります。わかるとき確実に得点できる練習をします。
推奨

次の教材はすでに紹介済みです。塾で取り組む適性検査教材(2024)

全科テストで総点検
  • 通塾歴が長い生徒さんは取り組んでいます。
  • 456年理社の巡回で総点検。算国は書き込みで解いてかまいません。
  • 全科テストでまずテストして弱点はeboard(eボード)で復習するとピンポイントで十分な学習がスムーズに可能です。
できれば「数と図形」「生活と科学」、漢字検定5級の漢字まで総点検したい。

受検まであと4ヶ月。あれもこれもできるだろうか?と心配するかもしれません。でもやってみるのです。失うものはなにもありません。次の写真のIさんは今も君たちといっしょに塾で勉強しています。合格した人たちを通して、君が知らないことを私は知っています。君の勉強は今から加速します。力がついているのです。続けましょう。

県立中過去問10年ぶんと2025年適性検査問題集を一巡りしたら、何を重点的に取り組むか決めて完成していきましょう。その先には合格があります。

入試直前1ヶ月、3巡目を解いた問題集を持って「合格記念」撮影。

小3から塾で勉強する諫高附属中Iさん。2022年小6合格発表日の記念写真です。抱えているのは入試直前1ヶ月に解いた問題集。たくさん解いているでしょう、9冊です。すべて3巡めで塾で取り組むから復習が速い。