2022年10月19日水曜日

数学検定、直前まで調整。

あきらめない、学習を「突き抜けよう」

8/27土実施の数学検定まであと数日。
小学生から高校生まで過去問の反復演習を通して最後の調整を行っています。

正答率9割の中3が、「毎回、問題をよく読んでおらず解けたつもりでいる」と取り組んだ過去問を振り返って呟きました。数学力以外に調整するべき点があったんですね。

振り返り、改善点を見出すために反復します。改善点を意識して学習します。

すると、解く力が劇的に伸びます。受検者の皆さん、振り返り・改善は直前まで調整可能です。

学力とは「やり抜く力」です。

テストして、正解した問題を外し、不正解の問題に絞りこんで学習効率を上げるという考え方もあります。が、同じ問題を反復するという考え方もあります。「短時間でミスなく解くこと」を目指すのです。問題集には4回または6回分の過去問があります。それを自在に解けるように訓練してください。

スポーツなら当然ですよね。たとえば、50m走の練習なら、50m走って振り返り、改善点を認識して練習し、再び50m走って改善できているかチェックするでしょう。受験勉強も同様です。1回60分の問題を40分で解くという練習にも、50m走の例えのように意味があります。「計算スピードを上げる、ミスなく解く」は得点力アップのために不可欠です。テスト1回分丸ごと解かないと見えてこない改善点もあります。心身の状態、計算用紙の使い方、マークシートならマークするタイミング、正解問題にも計算や考え方の工夫など、パフォーマンスを上げる余地は不正解の問題にのみあるわけではないのです。

検定試験対策を通して、学習を振り返る・改善する習慣を身につけてください。突き抜けて下さい。

答案紹介

振り返りが良くできてい3人の答案を紹介します。

喜々津中3 数検3級(中3レベル)過去問全問正解「満点」
飯盛中3 数検準2級(高1レベル)過去問、10問中8問正解
「超先取り学習」中。
小野小6 数検6級(小6レベル)過去問、30問中28問正解