教科書を読み直してみたら?
センター本番で、物理「初めての100点」
物理に伸び悩んでいた青雲高校3年のYさん。そんな彼女に、卒塾生で広島大学医学部に進学したKさんがこうアドバイスしました。
「教科書を、読み直してみたら?」
年末年始、同級生たちがセンター試験の予想問題に取り組む中、YさんはKさんの言葉を信じて、教科書を定義からすべて学び直しました。
そして2週間後のセンター本番。物理で、人生で初めての「100点」を取ったのです。

基本を大切にする

Yさんの問題集 ◯×△で自己評価
Yさんは京都大学工学部に進学しました。そんな彼女の学び方から、皆さんにも取り入れてほしいポイントがあります。
定期考査の目標を決める
- 「平均点を超える」「60点を取る」「100点を目指す」など、具体的に目標点を設定します。
- 達成できるまで勉強し、結果がどうだったかを振り返り、次に活かします。
「わかっているつもり」にならない
- 教科書は誰もが「もうわかっている」と思いがちです。
- しかし、その理解は本物でしょうか?基本に立ち返り、本当に理解しているか確かめましょう。
学習の意義を意識する
- 難しい問題に取り組むのは大切ですが、「解けた自分」に満足して終わっていませんか?
- その問題から何を学び、他の問題にどう活かせるかを意識し、メモしておくと良いでしょう。
- 謙虚に教科書に立ち返り、本番で結果を出したYさんの姿勢は、とても参考になります。
あとがき
Yさんは東京で浪人後、再び塾に戻ってきました。塾での勉強は心身を整える「リハビリ」のようなものだったかもしれません。京都大での生活をいきいきと話すYさん。知性とエネルギーが感じられ、とても素敵です。
お子さんたちの青春や人生の大きな転換期に、「君のとなり」という特等席で直接関われることが私のエネルギーです。
さて、
新しい学校や学年が始まって3か月が経ちました。新しい生活に慣れましたか?
高1・中1の様子を見ていると、学習と部活動の両立に振り回されているように見え、「専念した方がいいのでは」と感じることもあります。
大学進学を目指すなら、atama+のレベルをクリアするのは大事です。それは手持ちの参考書や問題集でも十分可能です。
私は、数学しか指導できませんが、atama+に頼らず、まずは学校の教材に集中してみましょう。
大きな目標を達成するには、やはり「専念」が必要です。私は教えることが面白い。一緒に考えましょう。(2025.7.16)