2021年8月30日月曜日

国公私立大一般入試で、受験生が使った外部検定試験の92.2%は英検。

国公私立大一般入試で、受験生が使った外部検定試験の92.2%は英検。GTECを使った受験生は3.8%。どの大学も外部検定は等しく利用可能だけれど、受験生が実際利用したのは英検がほとんど。ということですね。(次の画像をクリック)

GTECはベネッセの商品です。GTECの前身?が進研実力の延長のよう導入され始めた頃、私は長崎南高校の教員でした。25〜30年ぐらい前です。当時長崎の進路指導の中心は長崎南高でした。県下一斉の英語検定試験が始まり、入れ替わるように進研の英語技能検定試験が導入されました。それがGTECの始まりだったのでしょう。GTECは学校単位で受検します。全員受検が前提で、「新しい進研実力テスト」のような感覚で実施していました。

30年近くたって、GTECは検定試験として高校生に定着しています。3.8%しか受験に利用していないのは、もしかしたら、学校では今だに、対外実力テスト感覚で受検している。ということでしょうか?

検定に取り組む価値は「プロセス」|限界を底上げしよう!

2020年度、塾内で英語検定準1級に3名が合格しました(凄い生徒さんがいる塾です)。

準1級を取得すると、共通テストは満点扱いとなる国立大学があります。ちなみに、県立高校受験では、長崎西高受験の中3には「2級保持者がちらほら、準2級保持者は多い」と塾向け学校説明会で聞きました。

今年の高2が中3の時、塾には中3で2級保持者が3名いました。だから、現在、英検準2級・2級を受検する中2中3が塾内にもっといてもいいと考えています。

竹下数塾としては、「○検▽級に合格した」という結果はもちろんですが、検定に向けて徹底的に学習に取り組むプロセス(過程)に価値があると考えます。子どもたちが「自分の限界を底上げする」経験ができるからです。竹下数塾では、英語検定・数学検定の受検を支援します。

回想

現在の高2高3が小学生だった頃、塾は数検・英検の受検会場でした。英検のリスニングには2階の居室も受検場にして行なっていました。続きませんよね。。。

数学検定を再開したのは、小6が数検5級(中1レベル)、中3が準2級(高1レベル)に挑戦するからです。検定を通して、中高生に、今が未来に繋がっていると伝えたいです。検定塾として復活したいなぁぁぁ。