2017年5月29日月曜日

<塾の様子>  竹数通信2017.05.29

保護者さま

<塾の様子>をお伝えします。

◆高3


今春の入試を振り返って

今春、卒塾した高3のみなさんのセンター試験の平均点(※注)

数ⅠA 75.7(全国平均61.1 +14.6)
数ⅡB 75.4 (全国平均52.0 +23.4)

でした。

(※注 国公立大受験者の平均点。国公立大不合格者含む。ただし数ⅡBは受験に不要の生徒を除いて集計)

 一昨年の高3は、高校の課題が多すぎて、過去問の解く負荷を負わせることがでませんでした。その反省に基づき、昨年の高3の一部には早くから過去問5年分に取り組ませてきました。目標大受験に向けて、過去問を巡回学習する、彼らの誠実さがこの結果を出しました。

 そして今年の高3。一部の現高3は卒塾生とほぼ並行して同じセンター過去問集に取り組んできました。高2のうちに卒塾生と同じペースで5年分のセンター試験を巡回学習し終えた子もいます。
 現在、高3の半数が一巡しています。学校教材とは別に、4名が2次試験の問題集を取り組んでいます。みんな宿題をたっぷりもらっています。とてもしんどい勉強だと思います。

頑張っています。


【今年の私の個人的な目標】

★第1志望大に、「前期合格」

 保護者さまや生徒のみなさんにとっても当然のお気持ちでしょう。私は「後期はない」気持ちで指導します。

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【塾の雰囲気】をお伝えします。


◆高2高1、中3


【すらら英語で、3年後のセンター試験を目指して!】


 長崎東高1Sさん、鎮西高1Yさん、諫早高1Oさん、青雲高1Yさんが中3卒業後の春休みまでに、すららの高校英語を終えました。中3で英検2級合格の青雲高1Iさん、諫早高2Yさんも含めた6人が高校英語のすべてを小テストで巡回中です。小テスト3巡めを終えた生徒もいます。これはスゴイことなのです。

 彼らの様子を見ながら私もすららの設定も進めます。可能な限り負担を減らして、最終的に高校英語全体を6ステージ×10分間=60分で小テストで巡回することが目標です。実際は30分程度で解き上げるでしょう。

 優先順位が高い問題を毎回シャッフルして出題します。反応的に答える状況が完成するまで繰り返させます。
 みんなを巻き込んですすめていきたいです。高12のみなさん、2年後3年後のセンター試験で高得点を目指して取り組みましょう!



【すらら数学】


 高3高2の5名がすららで高校数学を総点検中。これがまたしんどい。すららの高校数学をすべて一巡した高3は「すららの数学にあって学校で習っていないところがある」と言います。センター試験の過去問も解いて、2次試験の過去問も6年分解いているこの高3の言葉には重みがあります。

 一部の高校の数学課題が模試対策に偏っていることを危惧します。目標は大学入試突破。模試は診断材料です。
 教えるテーマを網羅するために、塾ではすららでの小テスト、自教材の動画開発をすすめます。


【数学検定にチャレンジ!】


海星中3Nくん、長大附中3Uさん、鎮西高1Yさんが7月数学検定で、準2級(高1レベル)合格を目指してすららで先取り勉強中。3人とも合格する力が十分にあります。

Nくんは数ⅠAの導入と2次関数、三角比を学習済みです。Uさんは土曜RSC6時間ぶっ通しで数学に取組み中。昨年の中3で2学期受験勉強に使った入試用問題集を半年前倒しで点検テスト中。それに加えての高校数学の先取りです。勢いを感じます。


◆中2中1、小学生


【目指せ中1で英検準2級!】


 西諫早中2のTさん。彼女は中1で英検3級合格を成し遂げました。いよいよ高校英語第2ステージへ。目指せ!英検準2級年内合格。自分でどんどん進むTさんの気持ちが嬉しいです。中2で準2級合格は塾にとって「普通」になりつつあります。


【課題をちゃんとやってこい!】


 怒られてばかりの中1ですが、数学は4名が中1の3学期の図形を、中には、市立中2が今習っている連立方程式に取り組んでいる子がいます。英語も中3第5ステージ以上が3名。中学に進学して楽しいばかりでしょうね。勉強も欲を出して突き抜けてほしいなぁ。


【小6英数国とも中学へ】

 真津山小6Yさん小学校の国語も算数も中学英語の第3ステージもすべて終了。小テストもすべて2巡、ほとんど満点の素晴らしい結果を出しています。頑張ったね。国語数学も中学の先取り学習に入ります。国語の取り組みにとても熱心です。

【小5算数終了!】

 御館山小5Mさん算数の小テストの一巡めを90点以上100点になるまで繰り返して終了、2巡目のテストに入りました。英語も第2ステージへ。最初はなかなか英語に取り組んでくれませんでした。今は英語を楽しんでいます。その様子がウレシイです。

【小5英語第6ステージ終了間近】


 長大附小5Kくんが6月中旬英語の第6ステージ終了予定。第5ステージからの小テスト12題を4巡くり返しました。それに耐えて駆け上がってきました。第6ステージも徹底的に繰り返すからね。小4で英検3級取得のKくん。小学生で準2級取得を目指します。

※ 小学生はまだ暗記が自在です。みんなに小テストを徹底させながら進んでいます。できるまで学習に取り組む、という姿勢は一生の財産になると信じて、竹下は指導しています。

最後に。

◆私の役割


2つの役割を強く感じています。

一つは、絶対取り組まなければならない数学のテーマをきちっと整理して勉強に取り組ませる役割。

「自教材の動画化」「すららの活用」で、来塾回数を問わず、取り組むべき勉強に取り組める工夫を推進します。

もう一つは、やろうとしていること、やらなければならないことに向けて、背中を”ポンと”押して上げる役割。

 英進館が福岡校ですららを採用しました。今まで先生が指導していたことをすららで家庭学習にまわし、英進館では空いた時間をアクティブラーニングに使っているそうです。
すららに取り組んでいない生徒には、英進館の先生が電話を入れて、必ず取り組ませたうえで授業を受けさせている、と聞いています。厳しい!でもその厳しさが子供たちを鍛えているのかもしれません。

 高3中3小6が学校教材以外を勉強すること、進学主体校の生徒がすららに取り組むことは、はっきり言ってしんどいです。それを支えるのはお子さんや保護者さまと私の「信頼、共感」しかない。

 私は3カ月に1度病気の検診を受けています。医者と患者の信頼関係に近いものがないと無理はさせられないな。そんな印象です。ノウハウがありません。一人ひとりに向き合って試行錯誤をともにするしかありません。

 英進館の福岡校の導入は、すららの教育力が認められたと判断しています。

 竹下数塾では「圧倒的な基礎基本を身につけた先取り予習」を念頭に置いて、個人塾だからできるすららの指導法を確立していきます。