6月第2週からはじめた小学生の夏休みの学習計画を紹介します。
第一のポイントは「自学自走」=自分でどんどん進める勉強。自分の学力にあった学習(6割が解ける)レベルを取り組むといいですよ。
すららで既習事項を10分間小テストで総点検する小学生 |
Mくんの個人票(下)では小テストの算数国語各1本目のテストを2回取り組んでそれぞれ100%,96%の正答率を達成したがわかります。
第二のポイントは「繰り返し」。半月またはひと月後、再び同じテーマを同様にテストします。 |
6月英語検定まで中学英語・数学に取り組んできた生徒も、個人のニーズに応じて、①公立中高一貫校の適性問題を学ぶ人、②中学英語・数学を先取り予習する人、③青雲中など中学入試問題集に取り組む人などにわかれます。
いずれも進度点検表で、進度(〆切)を決めて、「自学自走」を塾が援助、「繰り返し」ながら学習を深めます。
第三のポイントは「問題集一回めを解くときの心構え」
「東大主席弁護士が教える7回読み勉強法」山口真由著p78から抜粋して紹介しますね。
最初に問題集を解くときには、問題形式に慣れていないし、知識もないのだから間違えるのは当たり前。どう考えても、間違える問題の方が多いのです。ここでいちいち問題と向き合っていると、気持ちが沈み、勉強がはかどりません。
さらに自分の理解が確立していない段階で、自分の理解と正解を比べてみるのは、無意味。分析はせずただ、正答に付された解説を読むだけ。そうすると自分の間違った考えにとらわれることなく、正答とその解説だけが記憶に残りやすくなります。
すららの小学校国語の小テストで間違いは何か、ポイントは何かをノートにまとめる橘中Nさん。 |
すららの机からテーブルに移り気分一新で適性検査問題集に挑む。2週間で1冊を終える勢いです。 |
塾の場合、入室→ すららの10分間小テスト→まちがいをすべてチェック→同じ問題をもう一度テスト→正答率が80%以上になるまで繰り返す(→次に進む→1ヶ月後また同じ単元を復習)→座席替えで気持ちをリフレッシュ→適性検査問題に取り組む→1日2テーマ完成。
ここまで2時間でやり遂げることが目標です。単調な勉強がみんなで協力してリズム感がある学習にしたいと考えています。1日2時間から3時間。毎日続けるととてつもないパワーが身につきます。自宅でもできます!