2016年4月17日日曜日

数学の「幹」を育てる。

(写真1)の黄色い円の部分が同じとお分かりだろうか。自然対数の底(てい)eの導入部分だ。黄色い円に続く左右2段は同じ文章。eの説明が続く。

上部に日付が2/19,2/20と見える。国公立大前期試験まで1週間を切った。諫早高3(当時)Oさんはセンター試験が終わって,塾の数Ⅲのウォーミングアッププリント(写真2,3,4他)で毎日テストしてきた。最後の1か月、信じて取り組んでくれたことを、有り難い、と思う。「受験生の中で教材や過去問を繰り返した人になりなさい」とOさんに言ってきた。そんな人たちの合格は当然の結果だ。

今年は、諫早高3が同じプリントで数Ⅲの先取り予習をさせている。三角関数を一瞬で導き(写真4)、定義に基づいて三角関数や指数対数を微分をし、微分の逆算として積分まで一気に導く訓練をする。(写真5)6月には入試問題に取り組めるだろう。

子どもたちの体にどんな数学の「幹みき」を残すか。それは、「なんだ、こんなことだったのか。。。」と思えるぐらい一枚のプリントを訓練することから始まる。

ああ今年は君と出会ったなぁと思う。



(写真1)



(写真2)
 自然対数の説明プリント。見らずに「語れる」まで繰り返しトレーニング。


(写真3)
微分を定義に従って導かせる。プリントの左右は微積が対応している。
(写真4)
三角関数の公式トレーニング。