小論文の作成を通して医療における最先端の倫理的問題、他者の心をいかに理解するか学ぶ。
- 【対象】高1から。医学部、看護学部など医療系進学希望者
- 【学習時期】総合型選抜が10月から始まる。高3夏休みまでに1巡したい。20~30時間かかります。
- 【内容】教室で講義を視聴しながら作成。1課題2~3時間全10講義。
大学は若者に「哲学せよ」と問いかけている。
浜松医科大・看護学部 後期入試問題は受験生に次のように問います。
一人の病人からこう問われたとする。
「私は、もう助からないんだよね…」
あるいは
「私は、もうすぐ死ぬんだよね…」
その病人はあなたの唯一無二の親友である。
この問いかけに対して、あなたならどのように応えますか。そして、なぜそう応えるのが望ましいと考えますか。八百字以内にまとめなさい。(80分)
竹下の世代では「看取り」「終活」は切実な問題です。しかし 私には この問いへのこたえが浮かびません。大学は若者に「哲学せよ」と問いかけている。と感じます。
じっくりと向かい合ってみませんか。
赤本の解説【結論の導き方】によると、
人間認識、生への考察、深く、複雑な人間存在へのまなざしがあれば、そして、そこから論理的に(苦渋の選択にせよ)どう応えるかを導き出していればよい。
とあります。( ゚д゚)ウムムム............子どもたちが問われる能力は「正解がない問いに答える力」です。しかし、子どもたちはとても忙しい。日常に「正解がない問い」を考える余裕がありません。
医療における最先端の倫理的問題、他社の心をいかに理解するかを本格的に学べる教材です。教室でじっくりと向かい合ってみませんか。