ほらね。
「ほらね。」 合格を伝えるSさんに、わたしがこたえた言葉です。SさんやHさんが学習にどう取り組んできたか、わたしは間近に見ています。
Sさんが巡回学習した二十年分の過去問。
センター試験は「Dに近いC判定」。保護者さまやSさんと相談してチャレンジすることにしました。赤本を20年ぶん揃えていただき、巡回して解きました。
「合格圏にいる。受験者の中で一番勉強すれば合格」
そう言い続け、そしてそれをやり遂げてくれると信じていました。
前期試験を終えても、黙々と学習してきた彼女たち。「大丈夫、合格しとる。」と声をかけてきました。
そして、ついに発表の日。
「合格しました。」 「ほらね (^^)/」
結果は、合格者70余名中上位1/3の成績で合格。大逆転でした。
2018年3月、国公立大合格者9名のうち、C判定から3名、D判定から1名合格しました。
合格にはストーリーがあります。判定はポジションに過ぎず、ゴール確定ではありません。ゴールした人は最後までやり抜いた人です。
追伸
2018年の年末、帰省したSさんが挨拶に来塾しました。 「レポートが多く、勉強にサークルにバイトにとても忙しいけれど充実しています」とSさん。実はお母さまの高3担任はわたしでした。よかったよかった!