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2026年5月4日月曜日

0.君の当たり前は、合格する人の当たり前?

「700題で十分だよ。その代わり9回ぐらい解いたけどね
「9回!?」
「そうだよ。9回だよ。そんなの、灘高じゃ当たり前だよ
「当たり前!?」

私は、自分が恥ずかしくなりました。自分は数学は2000題も解いたのに、いまいちパッとしなかったのは明らかに回数が足りていなかったのです。

1回で終わってしまう人。2回で終わってしまう人。4回やっても、まだ続けられる人。・・・そこにある差はなんなのか?

「当たり前」のレベル

私は気づいた。
私と秀才の、決定的な違いは何か。頭の良し悪し、使った教材、友達とか、高校とか、環境とか、そういった外条件ではない。それらに影響を受けた意識の差、私自身の「当たり前」のレベルが違ったんだ!と。

1.仕組みで努力する、ってどんなこと?

生涯にわたって君を支える学び方について、お話しします。

1.「やる気」ではなく「仕組み」で努力する人が伸びる

多くの人は、

  • やる気が出たらやる
  • できるまで頑張る
  • 気持ちを奮い立たせる

といった“感情ベース”で努力をしようとします。

しかし、感情は不安定です。その日の気分や体調に左右されます。

「努力を設計できる人」とは、やる気=気分 ではなく、仕組みで自分を動かす人のことです。


2. 「どれくらい・どの順番で・どれを回すか」を決めている

① どれくらい回すか(回転数)
  • 基礎問題集を3回
  • 過去問を5年分 × 3巡
  • 英語長文は毎週4本
② どの順番で回すか(ルート)
  • 1回目:理解
  • 2回目:スピード
  • 3回目:定着
③ どれを優先するか(どの分野に投資するか)
  • 今月は数学の基礎固め
  • 次の2週間は過去問のみ
  • 間違えた問題のリストを毎週つぶす

これらを決めている人は、迷いがないのでスピードが落ちません。
努力に「ブレ」がなくなるのです。


3. だから「努力のリターン」が最大化される

同じ時間を使っていても、

  • 設計のない努力 → 力がつくかどうかは運
  • 設計された努力 → 力がつくのが必然

努力とは“量”ではなく、構造化された習慣の積み重ねです。


4. 言い換えると「努力に仕組みを持たせる」ということ

たとえばプロのアスリートは、気合いではなく、

  • 日・週・月ベースの計画
  • 負荷の上げ方の設計
  • 調整日の入れ方

といった“仕組み”で自分を動かしています。

受験勉強もまったく同じです。

努力=気持ち ではなく、努力=仕組み × 反復。 と肝に銘じてください。


5. まとめ

「自分の努力を設計できる人が強い」とは、
努力を“自動で積み上がる仕組み”に変えた人が勝つ、という意味です。

その仕組みの代表例が「巡回学習」。

  • 回す回数
  • 回す順番
  • 使う教材
  • どこを基準に進むか

これを自分で組み立てられる人は、必ず伸びます。気分や運に左右されないからです。

2.巡回・反復する学習デザイン

① 三つのステップで回す

巡回学習をうまく回すコツは、たった3つのステップ。

  1. 1巡理解: まずは「わからない」を恐れず、じっくり読む。
  2. 2巡習得: 全体をまわしながらスピードを意識する。
  3. 3巡突破: 本番を意識して、正確さと速さを両立させる。

この3つを繰り返すと、勉強が“循環”を始める。やればやるほど、頭の中が整理されていくのを感じるはずだ。

② 1巡目の心構え「垣根」は徹底的に低く。

  • 1巡目、真正面から向かい合おうとするほどきつい。
  • だから積極的に解説を読み、理解することに徹する。
  • 解けなくてよい、それが当たり前。解説読んで理解できればいいんだ。
  • 1巡目の「垣根」を徹底的に押さえ込み、わからない点は先生に質問しながら進めればいい。

③ 努力は「まわし方」で変わる

努力って、気合いのことじゃない。
自分の努力を、設計できる人が強い。

巡回学習は、「量」を「質」に変える技術だ。同じ時間を使っても、設計して回せる人のほうが確実に伸びる。

君も「まわし方」を意識してみよう。「もう一回やってみよう」そう思えた瞬間から、君の学びは動き出す。


④ 最後に

成果は一夜では出ない。けれど、正しくまわしていけば、必ず伸びる。

勉強とは、自分を設計していく作業でもある。巡回学習は、努力を構造化する方法だ。

一歩ずつ、まわしながら、自分の形をつくっていこう。その先に、君の合格ストーリーが待っている。

3.得点力をつける。

やる気があれば・・・とよく聞く。

ここまで読んでくれたみなさんは、テストの成績を上げるには、「どれだけやるか」よりも、「どう回すか」のほうが大事と理解したことでしょう。

  • 同じテキストでも、「やりっぱなし」では力にならない。
  • 間違えた問題を「わかった気」で次に進むと、同じミスを繰り返してしまう。
  • 大切なのは、何度もまわすこと=巡回すること
  • それを意識できるかどうかで、受験勉強の質がまったく変わる。
  • 何度もまわすうちに、脳が勝手に整理してくれる。
  • 最初はただの暗記でも、くり返すうちに「なるほど」と腑に落ちてくる。

卒塾した先輩たちから、就職内定のうれしい知らせが届いています。

みんなに共通するのは、
国家試験や採用試験を、「過去問を何度もくり返して勉強しました。塾で学んだ方法が役に立ちました!」
という声です。

今年も、小6・中3の受験生たちが数冊の問題集を“巡回”しながら反復しています。

「これなら受かる」。そう確信できるまで反復する。それが竹下数塾での学習の基本姿勢です。

atama+を利用するのは、苦手な単元を"強制的に反復"学習させるからです。


  • 高3生たちは今、共通テストの過去問に苦労しています。でも心配しないで。それが普通です。
  • 模試よりも深い、本番の問いに取り組んで"得点力"をつけます。
  • 何度も過去問に向き合い、“本番の深さ”に慣れていきましょう。

このページでは、先輩たちの努力の軌跡を紹介しました。

勉強の仕方に慣れてください。


中3の数学問題集取組み例。自分自身と向き合えるように設計、
右列は取組み順配列、コメントでふり返らせる。
左列は単元順、2巡めで正答率が低い問題を解き直している。

1. 東高Kさん、基本事項集を3回反復し学力急上昇


Kさん 医学部進学後もたびたび遊びに来ては生徒さんに勉強を教えた。

竹下数塾の卒塾生Kさん(長崎東→広島大医学部)は、夏休みまでに基本事項集を3回まわした。
一見地味だ。しかしこれが、圧倒的に効いた。


Kさんの基本事項集。塾の本棚にある。
難しい問題ばかり解いて、基本が抜けていたんですね。

長崎県トップレベルの学力、国立大医学部合格する学力のKさんの素朴な感想だ。

1回目は理解、2回目は確認、3回目は定着。 同じ問題をまわすたびに、見え方が変わっていったという。 「やっているうちに、“考え方”がわかるようになった」そう話していた。

難しい問題に挑戦することも大切だけれど、基礎を3回まわすほうが確実に強くなる。 それが“設計された努力”だ。


2. 東高Mくん、過去問10年分を5巡回。阪大文学部合格。


中3受験生に勉強を教えてくれた高3当時のMくん

大阪大学文学部に合格したMくんは、過去問10年分を5巡した。

最初は「わからなくてもいい」と割り切って、解説を読んで理解に専念。2回目からはスピードを上げ、3回目にはすでに“体で覚えている”感覚だったそうだ。

「5回もやるなんて大変そう」と思うかもしれない。

でも、回数を重ねるたびにスピードが上がる。それは、脳が無駄なく動けるようになるから。

勉強って、筋トレと同じ。フォームが整うほど軽くなるんだ。


🌸指導メモ

  • 初巡: 高2 12月に解き始める。高3の6月高総体前まで半年かかった。
  • 2巡: 6月、1ヶ月で巡回。
  • 345巡: 7月から10月までの4か月間で3巡回達成。合わせて5巡した。
  • 2巡め以降は、初巡の6倍以上のスピードで巡回した。画期的だった。