上の表は、『全国公立中高一貫校 適性検査問題集 2026年』の進捗です。2025年に実施された全国27校の適性検査が掲載されており、厚さは約2センチもあります。
お盆の8月13日、UKくんとNYくんの1巡目が完成間近となりました。7月8日にスタートし、ここまで約5週間。NYくんはお盆の学習会に参加し、1日9時間半学習して一気に追い込みました。2人はこの問題集を「習得」するため、2巡めに入ります。
2人には「8月末までに2巡目を完成させて模試を受けよう」と伝えています。
目標は「習得」
みんなは、生まれてからこれまでにたくさんのことを「習得」してきました。
たとえば、
- 九九の「7×8」を聞かれたとき、頭で計算しなくてもパッと「56」と答えられる。
- 水泳で「息つぎはどうやるんだっけ?」と考えなくても、すいすい泳げる。
このような、意識しなくても当たり前にできる状態を「習得した」といいます。
では、適性検査やテストで「習得した」といえるのはどんな状態でしょうか?それは、
「これはこう解く」と解き方がわかっており、正しい日本語でスッキリと説明できること。もちろん計算ミスもありません。
忘れかけた頃に「反復」する
では、どうやって「習得」するのでしょうか?
答えは「反復」するしかありません。それも、同じ問題「が」いいのです。脳の海馬(かいば)は、同じ刺激を何度も繰り返し受けることで初めて「これは大切な情報だ!」と判断し、長持ちする記憶(大脳皮質)として蓄えてくれます。
これは小学生だけに向けた話ではありません
中3の高校受験生にも、高3の大学受験生にも、まったく同じ指導をしています。
中3生には『超効率問題集』5冊(英語・数学・国語・理科・社会)に取り組んでもらっています。昨年はわずか3ヶ月で5冊を2巡した中3生もいました。
9月中旬からは、過去問5年分に入ります。こちらも昨年、わずか1週間で解き上げた生徒がいました。さて、あなたの進み具合はいかがでしょうか?
高3生には、『共通テスト実戦問題集(英・数・国+情報I)』(Z会)への取り組みを促しています。
しかし8月中旬現在、ここまでの領域に踏み込めている高3生はまだいません。学校で購入した問題集をこなすだけで手一杯になっているのが現状です。
過去問は、高校入試なら数千人、共通テストなら50万人弱が挑んできた「本物の試験」です。単なる対策問題ではなく本番そのもの。これ以上に実践的で価値のある問題集はありません。
みなさんへ。「ゴール」から始めよう。
「本番の過去問なんてまだ解けない」「もう少し実力をつけてから…」と思っている人へ。取り組み方を教えます。(もちろん、最低限の基礎力がある前提です)
どうやって本番過去問とのギャップを埋めるのか。それは――
ちょっと解く ➔ わからない ➔ 解説を読む ➔ 理解できたら解説をノートに再現する
ここからスタートするのです。
自分が到達すべき「ゴール」がどんなレベルなのか、今の自分との間にどれくらいの距離があるのか。その「間合い」を肌で知ることで初めて、「今の学習姿勢を変えなければいけない」と本気で気づくことができます。
この1冊で構いません。反復して「もう覚えた」と胸を張れるまでやり抜いてみてください。
さあ、ゴールから始めましょう!





